著名人対談


vol.46

古澤満宏(国際通貨基金(IMF) 副専務理事)
古澤満宏氏 × 青木仁志 アチーブメントクラブニュース vol.158より

昨今、国際社会でますますその地位を向上させている日本。日本が国際社会でさらに世界をリードしていくために、指導者には何が求められるのか。そこで今回は、財務省財務官•安倍晋三内閣官房参与を歴任し、IMFの副専務理事としてご活躍される古澤満宏氏と、日本経済団体連合会の米国事務所長を務め、日米関係における経済界のプレゼンスの向上に貢献された山越厚志氏という、日本経済を国際社会の最先端で担ってこられたお二人に、世界に通用するリーダーの条件について聞いた。

木俣本日は国際通貨基金(以下、IMF)の副専務理事である古澤満宏氏と、前 経団連米国事務所長で、経済広報センター常務理事の山越厚志氏にお越しいただきました。
国際社会の最先端を世界トップクラスの人材と共に渡り歩いてきたお二人のご経験から、今後の日本の方向性や国家を率いるリーダーについてご意見を伺いたいと思います。
まずは、大きなお話になりますが、国際社会において我が国はどのような立ち位置にいるのでしょうか。

古澤(IMFを例にお話しさせていただくと、IMFでは国連と異なり一国一票ではなく、その出資比率に応じて議決権が決まりますが、日本はアメリカに次ぐ2番目の議決権を1992年から維持しています。
日本はそうした大きな発言力を持つだけでなく、その発言はバランスが取れていると定評があります。つまり、自国の利益を考えつつも、自国のみを優先するのではなく、国際的な枠組みや国際的な利益を守っていこうとしていると。
そうした姿から、日本の発言には大きな信頼があり、その動向や立ち振る舞いも常に注目されています。
日本人が思っている以上に国際社会において重要な役割を果たしている、期待されていると思います。

山越私も、日本はすでに世界で大きな役割を果たしていると思います。
日米関係においては、日本企業が米国各地で投資をしていることから、現地では日本が米国経済に貢献しているという認識があるのですが、日本ではその事実が充分伝わっていません。
2015年に経団連の米国事務所を首都ワシントンに再開設しましたが、2009年から約6年ぶりの復活でした。
これはそうした存在感をアピールし、情報発信を増やすことが目的の一つとしてあったからと考えています。

木俣日本のパスポートは世界一という記事も最近話題になりました。日本の地位は国民が認識している以上に高いということですね。

山越「日本は世界に大きな貢献をしている」と聞くと、多くの方がお世辞に聞こえてしまうかもしれませんが、その背景には諸外国から見たら素晴らしいことが「日本人にとっては当たり前になっている」という実態もあると思います。
日本はすでに素晴らしい国なのにそれが当たり前すぎて、国民として欠点やダメなところばかりが目に入ってしまう傾向があるかもしれません。
実際に、海外の方を日本に呼び、日本の良いところ悪いところを聞いても、悪いところはあまり出てきません。
満員電車であれほど混雑しているのに電車を待っている人は、整列して待っている。
まして周囲への配慮から、リュックを前にする姿などは、諸外国から見たら信じられないわけです。
もちろん日本も改善すべき点は多々ありますが、日本人にとっては当たり前のことが、世界的には大きな価値を持っているということですね。

青木 有名ですが、震災の時も日本人の国民性の高さが世界中で話題になりましたね。世界の最先端で日本の地位向上に寄与されてきたお二人が語るからこそ強い説得力となり、自信になります。

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