青木仁志の社長日誌青木仁志の社長日誌

寝ている時の頭の中

2008年08月2日

今、深夜2時半。
23時半に床につき、ふと思うことがあり、目が覚めたので、書き留めておく。
「仕事の質と基準」についてである。
いつも社員をどうしたら幸せにできるだろうか?と考えている訳だが、社員を見ていて、又、今まで多くの人々に接して思うことだが、人はそれぞれの考え方を持っており、仕事に対する考え方や基準もまちまちだということである。
仕事の質は何で決まるのだろう?
社員を見ていてつくづく思うことは、その人の自身のコミットメントレベルがその人の仕事の質を決定しているということだ。
(コミットメントレベルを決定しているのは願望や責任感、気質や子どものころから形成してきた価値観である)
コミットメントレベルには5段階ある。
一番上のレベルは「最善以下では甘んじない」というレベルで何が何でも良い仕事をしたいというレベルだ。
とことん。本気。必ずやる。何が何でもやる。命がけでやる。やり遂げるためにはどんな苦労も厭わない。とにかく自分のプライドに掛けてやり切るというレベルで100%言い訳をしないレベルである。
やる。とにかくやる。任されたことは上司の期待以上の結果を残すレベルだ。
二番目のレベルは「自分のために具体的な目標を持っています」というレベルで前向きに取り組むが、心の中は100%ではない。
自分のやり方で自分なりに最善は尽くします。
頑張ります。自分の為に具体的な目標を持ちとにかくベストは尽くします。ただ結果については追及しないでくださいというレベルだ。
本気になりきっていないので、頑張ってはいるが結果は今一波があるというレベルだ。
ただ、本人はそれなりに頑張っているという主張があるレベルである。
第三のレベルは「限られた時間の中でとりあえず最善は尽くす」というレベルである。
仕事が完全に願望に入っていないため、普通の成果しか出せないレベルであり、今一甘い普通のレベルで普通の常識的な仕事レベルである。
このレベルの人が圧倒的に多いのが世の中である。
世の中を支配している普通の常識は成功者になる人間の常識とはかけ離れているものだ。
“仕事は生活の糧”のレベルでは真の成功者にはなれない。
この普通のコミットメントから抜け出すことが成功者の道である。
第4のレベルは、ソコソコ程々のレベルで結果は望むが努力はしたくないというレベルだ。正直言ってこのレベルは個人的にはどうしても好きになれないコミットメントレベルである。
ソコソコ程々のレベルの仕事をするぐらいなら死んだ方がましだとさえ思えてしまう。
手抜きが起こり、”上質の仕事”とはかけ離れたものしか手にできないレベルである。
当然、経済的には不自由が起こる。
不平、不満、不信が心を支配し、ろくな成果しか出せない人間になる。
以前、ノーマンビンセントピール博士とケン・ブランチャード博士の共著の中で「人生の戦いに勝てない人がいる不思議と思って注意深く観察してみるとその人が求めていたものは最初から別の所にあった」という一節を思い出した。
プロは仕事で自己実現し、アマチュアは仕事以外のことで自己実現すると思う。
プロのプロたる所以は仕事に人生を賭けているところだ。
私はプロである。
早く社会に出たが、私はプロである。
プロであることを自覚し、プロであることを誇りに生きてきた人間だ。
ゆえにアマチュアとは一線を画す。
「企業は人なり」というが、このレベルの社員が増えると会社は赤字に転落する。
ソコソコ程々は経営者が一番恐れなければならない基準である。
企業は経営者の影である。
等身大を映し出す鏡といっても良い存在だ。
私のような考え方の人間のもとではソコソコ程々の人は居難いと思う。
価値観を見極めて採用しなければ双方にとって不満足な結果になってしまう。
成功する為には、若い時に自分自身を鍛え上げなければならない。
明確な目的と明確な目標を持ち、その目的目標に対して誠実に生きることは一つの訓練である。
自分の人生は自分で舵をとることが成功の不可欠の条件である。
しっかりとした人生設計を持たなければ不自由な人生が待っている。
大切なことは、”仕事には上質の成果が求められている”ということを自覚することである。
第五のレベルは「そのことには関心がない」というレベルだ。
そのことには全く関心がない。ほっといてくれというレベルだ。私に構わないでくれというレベルで、仕事以前の人生に対する姿勢そのものが全く体たらくなレベルで、最初からそういう人には仕事を任せてはいけないし、作業レベルでも徹底的に監視していないとミスが多発するレベルである。
仕事が願望に入っていない状態では良い仕事ができるはずがない。
企業経営者はこのような社員は即話合い改善を求めるか、その人に合った選択をその人に求めなければ会社そのものがなくなってしまう。
企業経営者の中には二代目、三代目という人もいるが、親から引き継いだ事業をダメにするタイプは厭々仕方がなくその仕事をしているというタイプだ。
やりたくないと思っている仕事を厭々引き継いでも、良い成果が期待できるはずはない。
腹を決めて打ち込むか、事業をやめるか決めなければ家族も社員も本人の人生も不幸になる。
創業経営者でこのレベルのコミットメントの人は間違って独立してしまった人だ。
早晩、経営者としてリングから降りなければならなくなる最悪な状況では、倒産や行方不明や様々困難苦難に見舞われてしまう。
この社会では、社長になるのに資格はいらない。
金があって、意思があれば誰でも社長にはなれるものだ。
社長というタイトルは職務を表すものでしかない。
テーマは社業の“継続”である。
「継続は力なり」まさに至言である。
さてこのように考えると、その人自身のコミットレベルが、仕事の成果や人生そのものを決定しているということだ。
ハーバード大学の研究によると「人生の成功も失敗も85%はその人の心構えの結果でありそこから生み出される人間関係の質と量に比例している」ということである。
ふと寝ている時に頭をよぎり、書き始めて気がついたら朝の4時35分だ。
さあ、少し床に入ろう。
体を休めて今日に備える。
今日は楽しみの一日だ。
ネゴシエーションの世界的な権威キャラス博士と朝お目にかかる。
その後は敬愛するグラッサー博士と共に昼食をとる予定である。
今日も最善の一日にしよう。
夜のブログでキャラス博士やグラッサー博士とのミーティングで感じたことや思ったことを書き綴ります。お楽しみに。

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青木仁志 Profile
アチーブメント株式会社
代表取締役社長
アチーブメントグループ
代表
青木 仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社6社を含めて、現在では140名体制へ。
著書は51冊、35万名以上に研修を行ってきた人材教育のプロである。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。
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