青木仁志の社長日誌青木仁志の社長日誌

子どもにとっての最良の環境とは

2008年08月5日

080805_01.jpg人生の方程式は「先天的特質×環境×本人の選択」と考えている。
先天的特質は遺伝子的な要素が大きい。
これは変えられない。
環境について気づいたことだが、子どもにとっての最良の環境とはどのような
ものか?
まず“夫婦が互いに愛し合っていること”ではないだろうか?
私は選択理論を世の中に広めることを人生の大きなミッションとして考えて
いるが、それには理由がある。
「この社会をよりよい社会にしたい」という純粋な思いである。
より良い社会とは、人々が幸福感を、日々感じられる社会であろう。
人々が生きる目的はいろいろあるだろうが、一言でいえば幸福になることに
尽きる。
成功も幸福を含んでいなければ真の成功とはいえない。
何かを成し遂げて、一家離散のような家庭ではどうしようもない。
これは単純に、成功の定義に問題がある。
成功とは、目標を達成すること。
成功とは、金持ちになること。
成功とはタイトルを取ること。
成功とは成り上がること。
いろいろ人は成功について定義をもっているだろう。
昔、プロセールスの世界で見てきたこと、感じたことだが、プロセールスの世界で成功しているマネージャーが、
必ずしも幸福になっていない、という事実である。
“勝ち負けのパラダイム”と私は呼んでいるが、何かを成し遂げる時に、人を負かして上にあがることを常に習慣化している人間は、プライベートにおいても同じような価値観で人に接する。
ゆえに家庭的に、また人間関係的に、不幸な状況を作り出すことが多いということだ。
不満足な人間関係は不幸を生み出す。
結果的に不幸感から浪費や様々な問題行動が生まれ、結果的にビジネスでは成功していても、プライベートでは、
不幸であるという現象が起こる。
人はビジネスの成功を見てチヤホヤするが、実質、孤独な成功者と呼ばれている人は五万といる。
問題は価値観にある。
目的にある。
人生の目的をどこに持つのかで人生は決まる。
「人生の目的が変われば人生の質が変わる」ということだ。
子どもにとって、最も大切な環境とは“夫婦が互いに愛し合うこと”である。
しかし、それが一番難しい。
人間には、自己中心性があるからである。
自己中心性は、人間の中に染みついているもので、遺伝子は自己中心的である。
ゆえに修行が必要である。
修行して、理性的な行動を選択できる人間になる。
生まれながらの成功者はいないし、何の努力もせずに、物事を成し遂げる人もいない。
みんな代償を払い、自分の求めるものを手にしていることは自明の理である。
しかし、この代償として人間関係を犠牲にするという愚かなことは避けなければならない。
もっとも愚かなこと、「それは自分の我を貫いて、最も大切な人間関係を破壊すること」である。
子どもにとって、“夫婦が互いに愛し合うこと”以上に、最良の環境は存在しない。
まず、夫婦間の外的コントロール的な関係を改善することだ。
外的コントロール的な関係の特徴は、「相手を批判する」、「相手を責める」、「文句を言い合う」、「ガミガミ言い合う」、
「脅す」、「罰を与える」、「相手の自尊心を傷つけるような目先の褒美でコントロールしようとする」というような行為である。
この7つの最悪の習慣を改めることによって家庭環境は一変する。
このことを第一として、それ以外は二次的なことである。
親の教育レベル、経済力、親の知性、親族や友人関係、住んでいる地域や取り巻く環境等、いろいろな要素が絡み合って、子どもの人格は形成されていく。
しかし、まず子どもにとっての環境とは両親そのものであり、“両親が互いに愛し合うこと以上の環境は存在しない”ということを私は主張したい。
私の体験からも断言できるが、子どもの頃の環境は、あらゆる面で人格形成上重要である。
私は、社会に出てから修行によって、いろいろなことに気づきを得て、自分なりに最善の選択ができるように努力してきたが、最も自分に欠けていたのは愛という概念を行為で表現する能力であった。
両親の深い愛によって育てられた人間は必ず健全な自己イメージを形成する。
両親が互いにいがみ合い、始終喧嘩をしているような家庭で良い子が育つわけがない。
どんなに社会的に著名であっても、金を持っていても無意味である。
一番大切なことは愛である。
愛があふれる家庭環境こそ、子どもにとっての最善、最良の家庭環境である。
そして、最後はその子の選択であろう。
社会に出てから、どのような選択をするのかは、親のコントロール下にはない。
どんなに愛されて育っても、配偶者の選択に誤ったり、おかしなカルトにはまったり、変な新興宗教にはまったり
することもある。
現実を決定するものはその人の知覚である。
本人が正しいと信じてしまったものは、本人が気づかない限り、その世界からは出られないだろう。
しかし、あえて言うなら、それでも夫婦が互いに愛し合っている家庭では、そのような子どもになる確率は低いと思う。
両親が互いに愛し合い、尊敬し合い、尽くし合っている環境下では、子どもの願望に両親が入っているからである。
問題があれば親に相談するし、自分が愛している両親の価値観は無視できないものだ。
必ず良い方向に行くものである。
今朝は、ふと「子どもにとっての最良の環境とは」ということについて考えてみた。
お互いに、良い人生を生きていきたいものだ。

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青木仁志 Profile
アチーブメント株式会社
代表取締役社長
アチーブメントグループ
代表
青木 仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社6社を含めて、現在では140名体制へ。
著書は55冊、36万名以上に研修を行ってきた人材教育のプロである。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。
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