青木仁志の社長日誌青木仁志の社長日誌

朝の勉強会

2009年09月24日

今朝は、民主党の参議院議員、木俣佳丈氏の朝食勉強会に出席させていただいた。
今日の勉強会の講師は、学校法人郁文館夢学園の常務理事 石田勝紀氏が担当された。
テーマは、「人間性を高めるための勉強―郁文館夢学園の理念と実績」というテーマでお話しを頂いたが、
本当に素晴らしい講演内容であった。
石田勝紀氏は、青山学院大学経済学部卒後、早稲田大学大学院で国際経営学を専攻され、MBAを修了された後、
株式会社緑進学院をご自分で創業され、そして6年前に、ワタミ株式会社の渡邉美樹社長とのご縁で、
この学校法人郁文館夢学園の経営に参加されたということである。
著書は、『「勉強脳」をしつける勉強法』『「勝ち組」が育つ家庭はしつけが違う』とあるが、本当に勉強になる講義内容であった。
石田勝紀さんから学んだことを整理してみると、まず第一に学校の変革を行った最大のポイントは、渡邉美樹社長のワタミの経営の中心にある、「理念経営」を第一にしたことであるということだ。
この学校の理念が素晴らしい。
一人ひとりの子どもたちの幸せのためだけにある
非常にシンプルな理念である。
そして、全ての判断基準を理念に置き、教育の目的は「子ども達に夢を持たせ、夢を語らせ、夢を書かせる」
これも私が学んでいる選択理論に相通じるものがあり、人は内発的動機付けによってのみより良い人生を構築していくという考え方を私も持っているが、全く同じアプローチである。
子ども達の心にスイッチを入れる学校教育。
本当に素晴らしいと思った。
そのために、いろいろなアイディアを考え出し、実行に移して行くわけだが、一つは『夢達人ライブ』を考え、社会で
活躍しているモデルとなりえる大人を月に3名~4名、子ども達の前で講義してもらい、「魅力的な大人になる」という
そのイメージを創り上げていたということである。
また、ワタミの渡邉社長がよく手帳の本を書いておられるが、夢手帖を子ども達に作ったということである。
そして、担任や担当の先生は、夢カウンセリングということを実践し、こども達の夢をバックアップするような
カウンセリングを実行した。
さらに、起業を体験させるということで、実際文化祭の様々なイベントを、1人1000円ずつ出資をさせて、実際の
株式会社の企業経営の体験をさせるというような企画を考えているようである。
これは、以前にカンブリア宮殿で、品川女子学院の校長のお話しを聞いたが、全く合い通じるものがあると思った。
一言で言えば、実学教育である。
そして、夢合宿なども行い、ともかく子どもの内発的動機付けを育てるということをすごく重要視したということである。
もう一つは、先生自身の教育をしっかりと行い、そして、子ども達に対しても規律というものをしっかりと教えた
ということ。
まず、「挨拶をすること」、「時間を守ること」、「整理整頓を行うこと」、これを徹底的に守らせる事。
ただこのことだけを聞くと、外的コントロールの印象を受けるが、そうではなく、予めルール化し、仕組み化し、
約束をしているということがポイントである。
そして、それを徹底的に守らせる。
この『徹底』というのがポイントだと仰っていた。
罰ではない。
ルールを守らせることであると。
私も全く同感である。
そして、もし、できない時にはペナルティーとして反省文最初は5枚。
さらに時間が守れない時は反省文10枚という当然の結果を体験させながら、本人の責任能力を育てるというところが素晴らしい取り組みだな、と私も感じた次第である。
弊社も、アチーブメントコアバリューの中に、『規律』というものがあるが、良い会社というのは、この規律が守られている。弊社も基準を更に高めていかなければならないと決意を新たにした次第である。
企業も学校も全く同じだということをここで再確認させていただいた。
後は、「長所伸展法を徹底的に行う」ということである。
私は常々人との関係においても経営においても、肯定的解釈の力というものをとても大切にしているが、石田さんの教育に対する考え方は、本当にポジティブシンキングそのものであると思う。
10問中8問中間違う子供がいる。
また、10問中2問間違う子供がいる。
普通は、10問中8問も答えを間違う子供の場合は、モチベーションが非常に低下し、劣等感を持つ可能性がある。
しかし、その10問中8問答えが間違った子供に対して『良かったじゃないか』と逆に勇気づけて『2問しか間違えない人よりも8問間違えた人の方が余分に先生に教えてもらえるのはお得だろ?』と言うそうだ。
こういう肯定的な教え方をすると、子どもは失敗を恐れないでどんどん前向きに学んでいくとのこと。
私はこの話を聞いて、本当にその通りだと思った。
私はより良い人間関係というものは、恐れを取り除くところにあると思っているが、この”失敗の恐れを排除する教育”こそが理想の学校教育の本質にある。
すなわち、相互尊敬、相互理解、そしてお互いにお互いを助け合い、カバーし合い、そして、良い所をどんどん伸ばしていける教育がこの郁文館夢学園にはあるということを感じた次第である。
私自身も人は変われると信じているが、それはやはり考え方が変われば人生が変わるわけであって、どうしたら考え方が変わるのかというと、本人の中に気付きを得ると、その気付きは否定的な恐れではなく、肯定的な解釈力をいかに育むことができるかということが大変重要なテーマであると考えている。
そしてもう一つ、今の学校教育の最大の問題点は、定員が40名というところに問題があるということだ。
少人数制にすればこの問題は解決する。
定員を20名にした方が良いのではないかという考えを示してくださったが、私も全く同感である。
1人の先生が一クラス40人の生徒の面倒を見るよりも、当然一クラス20人の方がよりきめの細かいフォローができる。
これも理に叶った話しである。
そして、もう一つ、私が非常に興味を持ったのは、規律を守れる教師を育てるという事。
そして、この規律を守れる教師が、規律を守れる子どもを育てるという考え方である。
私もその通りだと思う。
先生自身が規律を守れないようであれば、子どもに良い教育ができるわけがない。
石田勝紀さんのお話を聞いて、早速このエッセンスを自分の会社経営に生かして行こうと決意した次第である。

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青木仁志 Profile
アチーブメント株式会社
代表取締役社長
アチーブメントグループ
代表
青木 仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社6社を含めて、現在では140名体制へ。
著書は55冊、36万名以上に研修を行ってきた人材教育のプロである。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。
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