青木仁志の社長日誌青木仁志の社長日誌

米国研修で学んだマルチプライヤー型リーダシップについて

2013年10月22日

今、求められるリーダーシップとはどのようなものだろうか?

今年の5月、世界最大の人材開発カンファレンスであるASTDに訪問した際に、

「マルチプライヤー」と「ディミニッシャー」というリーダーシップのタイプを学んだ。
マルチプライヤー型のリーダーは、周りの人の能力を引き出し、増幅していける人達である。
衆知を集めることで、組織として結果をつくることができる。

ディミニッシャー型のリーダーは、その人が優秀であっても、周囲を疲弊させてしまう人たちのことである。
このタイプの人は、自分はすべてを知っていると考え、周囲の力を借りることをしない。
それでいて指示だけ出す人のことである。いわゆるワンマンというのもこのタイプである。

人を活用する。

人を最大に活かす。

私たちは一人でできないことを成し遂げるために組織を作っている。組織として成果を出すために、これは大きなテーマと言えよう。

自分の能力を高めることは重要である。しかし、周りの人々が能力を発揮できなければ、組織としては大きな成果を出せないのである。

人を活かし、人を最大に活用するために、いくつかのアイデアが紹介された。

 

例えば、このようなことである。
・ディベートを活かし、自由で活発な意見を引き出す
・チームをつくり、チームメンバーに自ら実行させること
・プレッシャーとストレスは違い、健全にプレッシャーのある環境を作る

プレッシャーは前進するためのエネルギーとなるが、
ストレスがかかると消耗してしまう。
私はこの話を聞いて、改めて自分の経営者としてのあり方を振り返った。

能力をどれだけ活用したかが重要であり、
自分がどれだけ働いたかではないのである。

周りの人間の能力をいかに活用できるか?
これが重要である。

ストレスで人が消耗してしまうのは、外的コントロールのアプローチがあるからである。
人の力を引き出すには、やはり選択理論に基づく環境づくりをしなければならない。

 
ディミニッシャー型のリーダーのもとでは、部下が育たない。
なぜなら、意思決定はすべてリーダーのもとにあり、
「リーダーがイエスと言えば良い」「リーダーの決定に従っただけで、自分は悪くない」といった、
自分で責任を取れない人材が育ってしまうからだ。

だから、社員ひとりひとりの力を引き出すためには、なるべく質問形式でかかわり、自分がどうしたいのかを考えさせながら、
担当する仕事についてはしっかりと自分の判断と作りだした結果が連動するように導く。
もちろん、結果を出すためのサポートはするが、できる限り自分の力で問題解決をできるように導くことが重要である。

「青木さんはすごい」と言われる会社ではなく、
「アチーブメントはすごい」と言われる会社を作りたい。
そして、そのように言われる会社を作れる幹部を育てていきたい。

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青木仁志 Profile
アチーブメント株式会社
代表取締役社長
アチーブメントグループ
代表
青木 仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社6社を含めて、現在では140名体制へ。
著書は51冊、35万名以上に研修を行ってきた人材教育のプロである。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。
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