「良い会社」をいかにして創り上げるか

私は会社を創業してから34年間、アチーブメントをとにかく「良い会社」にしたいと思い、      芸術作品のように創り上げてきました。

私が思う「良い会社」とは、高業績と良好な人間関係を両立させた組織のことです。        私はこれを「クオリティカンパニー」と定義しました。

そしてこのクオリティカンパニーになるには、次の5つの項目をすべて満たす必要があると      定義しています。

1.明確な経営目的とデザインがある

2.社員が熱狂している

3.顧客ロイヤルティが高い

4.事業の社会性がある

5.バランスの取れた財務体質である

今回は「2.社員が熱狂している」に焦点を当ててお伝えします。

アチーブメントはおかげさまで、Great Place To Work® Institute Japanが主催する        「働きがいのある会社」ランキングで6年連続ベストカンパニーに選出され、             「働きがいのある会社 女性ランキング」中規模部門(100~999人)では4位に選出いただき、  またキャリア美人株式会社が実施する「WOMAN’s VALUE AWARD」では優秀賞を受賞しました。

これらは社員自身が働き方に関する様々なアンケートに答えた結果が反映されるものですが、 全体の回答結果から特に印象的だったのは「自分は会社から責任を与えられている」ということを好意的に受け止め、実感している社員が多かったということです。

これは社員が明確な人生の目的を持ち、なぜこの仕事をしているのか、                明確な意味付け意義付けがされ、更には社員の人生の目的と会社の目的が一致している、    理念に共感した状態がつくり出されている結果だと思います。

目的が一致している状態とは、会社の発展が社員自身の自己実現に繋がっている状態です。

そのため、社員が自ら内発的に仕事に取組み、自ら会社をより良くするために           アイディアを出してきます。

例えば、公開講座を多く行っている弊社では、コロナウイルスの影響を大きく受けました。    事実、昨年の3月から5月は公開講座の開催を全面的に自粛する意思決定をし、          数億円の損失が発生しました。

そのような苦しい状態のなか、社員たちからオンライン研修の導入の提案があり、         すぐに配信設備の拡充が進みました。現在ではオンラインとリアルの研修のバランスを取り、    会社の事業の幅をさらに広げることが出来ています。

ポイントはなにかというと、社員の人生の目的と会社の目的を1つに統合させることです。     そのためには経営者が明確な経営目的を持っている必要がありますし、社員教育を通して、   社員にも明確な人生の目的を持ってもらうことが必要です。

まずは、経営者が明確な経営目的をもつことから良い会社作りは始まります。

あなたは、なぜ会社を経営していますか?

あなはた、誰のために会社を経営していますか?

あなたは、何のために会社を経営していますか?

この問いに即答できるまで明確に描いてください。

まだまだコロナの影響を受けている方もいらっしゃると思いますが、
ともに頑張りましょう。

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