第7回・後編 「常にありたい姿を思い描き行動していくことで、弱い自分に打ち勝っていける」

様々な業界で活躍するトップリーダーの方をゲストにお招きし、どのようにトップにまで上り詰めたのかを、リアルな体験をもとに成功の技術を熱く語りつくすラジオ番組、青木仁志のトップリーダーと語る「成功の技術」。第7回放送には、南青山アドバイザリーグループCEOの仙石実さんが登場。仙石さんは、公認会計士や税理士など、様々な資格を保有し、プロフェッショナルとして活躍されている方です。青木も「お医者さんでたとえれば循環器系の専門医であり、経営者にとって守護神のような会計のプロ」と語ります。放送の後半では、お金を持ちながら不幸な人の特徴、豊かな人生を生きるために必要なことを伺いました。

目的やビジョンを持ち、それに向けて行動されている方は幸せそう

青木

お金を持ちながら不幸な人はたくさんいると思いますが、どうしてだと思いますか。

仙石氏

私はお金の使い方が原因だと思います。

青木

アメリカのプロバスケットボールの選手が引退したあとに、自己破産する人が多いという話を聞いたことがあります。

仙石氏

仰る通りです。プロバスケットボーラーがやめてから5年以内に破産するケースが多いという実績も出ています。プロの方たちは常に刺激を求めているので、引退すると刺激がなくなってしまい、お金を使ってしまう傾向にあるようです。

青木

ということは、お金を管理する能力が求められているということですね。両親が学校の先生で経済的にも豊かで人生を幸せに生きている人もいますし、起業して上場もしたけれど、結果的にお金に振り回されて家庭崩壊するような人もいらっしゃいます。

仙石氏

私も上場企業の社長を見てきたなかで感じたのは、目的やビジョンを持ち、それに向けて行動されている方は幸せそうだということです。一方で、「お金は稼ぐんだけど、なんか虚しいんだよね」と仰る不動産会社の社長さんも知っています。それは、その方がお金を稼ぐことが目標になっていて、ビジョンや目的をお持ちでなかったのだと思います。

青木

いまの時代のキーワードとなってきているのが「パーパス」、つまり目的です。ゴールというのはあくまで目的のための通過点であると。私の友人がスタンダード市場に上場したのですが、そのパーティーのなかでも彼は「まだ入口に立っただけだ」と言っていました。だから仕事に対する姿勢が違うのです。この目的と目標の違いについては、どのようにお考えですか。

仙石氏

IPOというのを目的にしてしまうと、実現した瞬間にやる気を失ってしまうと思います。やはり、IPOも目標で通過点であり、目的を見据えてその先を見続けることが大切だと思います。

まずは自分づくりから入らないと富は得られない

青木

私の周りには豊かで良い人生を生きている人はたくさんいますが、みなさん例外なく誠実です。また、自制心があり、勤勉であり、何よりも仲間をすごく大事にします。なので、ともに働いている人を大切にしているかがすごく大事なことだと思います。やはり、独立していてもいなくても、自分さえよければいいという考え方でお金を追う生き方では、良い人生は生きられないと思います。

仙石氏

いわゆる利他の精神ということでしょうか。

青木

そうです。「何事でも人々からしてほしいと望む通りのことを他の人々にもそのようにしなさい」という黄金律に生きることが大切です。やはり、自分と自分に縁ある人をより良い人生に導きながら、自分も自らの器に合った人生を生きていく人はお金に支配されずに良い人生を生きています。

徳島アナ

お金に支配されない。そして、お金が集まってくる魅力のある存在になるというお話でしたが、日々の生活のなかであったり、リスナーの方がすぐに実践できることはありますか。

青木

私は能力開発の専門の仕事をしてきました。そのなかで、私が実践してきたことをもとに人生を5段階に分けました。つまり、学習の段階、指導力開発の段階、挑戦の段階、富の形成の段階、社会還元の段階です。私はこの段階を追った実現をしてきました。無は優の原点と言うように、志を持って段階を追った実現をしていくことが大事です。つまり、まずは自分づくりから入らないと富は得られないということです。

徳島アナ

なるほど。まずは自分づくりから始めるということですね。仙石さんはいかがでしょうか。

仙石氏

私のグループも「専門性」「誠実性」「迅速性」という3つの理念を掲げています。この理念は常に自分に言い聞かせていることでもあります。人間は弱いので常にそうあれるのかと言われるかもしれませんが、常にそうありたいと思い行動し続けていくことで、富を得ていけると思っています。

徳島アナ

一つひとつ、弱い自分に打ち勝っていくことが大事だということですね。

青木

仙石先生の誠実な姿勢がいまの成功の本質だと感じました。

 

前半・「経営者の方など、人と関わる仕事が好きだったので、会計や税務のビジネスは天職だと感じた」はこちら▶

仙石 実(せんごく みのる)
南青山アドバイザリーグループCEO
埼玉県出身。2002年、監査法人に入所し、東証一部上場企業等の各種法定監査業務に従事。2013年に南青山FAS株式会社、南青山税理士法人を中心に構成される南青山アドバイザリーグループを設立。上場・非上場を問わず多数の取引先の会計税務支援のみならず、IPO、M&A、事業承継のコンサルティング業務において1000件以上の実績を有する。

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