人が育つ企業をつくる経営者の在り方とは

今日は、いかにして社員を育成していくのかについて、お伝えしたいと思います。

結論、社員育成のポイントは、話し込むことだと思います。
私は創業して間もない頃は、毎日夜は社員と話し込み、語り合っていました。
その頃から働いてくれている社員は、私のことを心から信頼してくれていると思います。
創業時の社員の中には、今も嘱託社員として働き続けてくれている人もいます。

思い返すと、当時の私には「幹部をつくろう」という発想はありませんでした。
自分の目指す世界を共有しながら健全な要求をし、一緒にこの会社をつくりあげてきた。
社員も同じ感覚で働いてくれていたと思いますし、今働いている社員も同じ感覚を持っているのだと思います。

今は会社の規模も大きくなってきたので、私の近くで働きたいと思ったらそれなりに努力をしなければいけません。
そのなかで努力をし、私の近くに上がってきた人間を私は粗末にはしません。

私は社員に心から感謝をしています。
物心両面の豊かな人生を送ってほしい。
「社員のためになら命をささげてもいい」と言えるくらい、愛情があります。
そのような気持ちをもって接しているので、人が育っているのだと思います。

人を利用しようという気持ちで社員と接していたり、
人の悪いところばかり目に入るという方もいますが、私は社員の味方で居続けました。
社員を幸せにしたいと思っていますし、仕事のやりがいを感じてもらえるように創意工夫してきました。
今でも健康で働けるように環境を整備し、報酬が上がる工夫をし続けています。
その創意工夫の結果が、「働きがいのある会社ランキングにて6年連続ベストカンパニー選出」という実績になっています。

社員も経営者の努力を認めてくれています。
期待に応えようと努力をしてくれている社員を、私は宝だと思っています。

経営者が社員に感謝の心を持つ。
これこそが人が育つ企業をつくる上で、最も大切なことなのではないでしょうか。

34年間追求し続けてきた「人軸経営」の真髄を120分に凝縮してお伝えします。

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