社員同士の価値観の重なりを示すことは、経営者の責任である

昔から勤めている社員と、新しく採用した社員など
企業の中で様々な価値観が混ざり合うなかで
コミュニケーションの齟齬による人間関係の悪化が起こり、
頭を悩ませている経営者がいます。

10人いれば10通りの価値観や正しさがあります。
育った環境の違い。
性別やイデオロギー、宗教の違い。
あらゆる面で違います。それが社会です。

企業の中にも当然様々な価値観の違いを持つ社員がいます。

人間は元来、自己中心的な生き物です。
自己中心的な人間を束ねる、まとめる、集団にする。
ということは、そこに皆にとって望ましい価値観や、
皆にとって望ましい状態や状況、
目指すべきものがあって初めて人は集団として共創し、力を発揮します。
経営者は企業という組織を束ねる立場として、
社員が共感する、共通の目的を示す力が必要なのです。

アチーブメントには「上質の追求」という企業理念があり
「こういう組織を作りたい」という明確なビジョンが存在しています。

そして共通の目的に共感した社員が集い、
どうしたら会社を理想の状態に近づけられるのかを
社員自らが考え、行動している組織体ができています。

共通の目的を経営者が明確に示し、社員へ共有し、
共感している人で構成された組織をつくること。

それが理念経営実現の秘訣であり、
様々な価値観をもった社員を用いて会社経営をしていくポイントだと私は思います。

 

34年間追求し続けてきた「人軸経営」の真髄を120分に凝縮してお伝えします。

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