心の休息日

今、夜の10時半過ぎ、今日は日曜日で十分休養した。

先日、聞いた話だが、病気のほとんどは生活習慣病で、健康で長生きしたければ発想を
前向きにし、自然体でストレスを持たず、十分休養し、肉、魚を控え、大豆や野菜中心の
食事を取り、良質の水を一日2リットル以上摂取し、2リットルの排尿を心がけ、
活性酸素を体の中で処理できる食生活を実践することだそうだ。

そして無理のない範囲で、運動を行い、夜10時から朝3時までは確実に睡眠をとる
規則正しい生活を行うことが健康で長生きの秘訣だということである。

“疲れたらユンケル”はあまり肝臓によくないということだ。
コーヒーも一日3杯までに止めておくほうが良いということだ。

私は最近、特に健康に注意している。
今日も、野菜中心の食事をした。

昨日まで九州に出張だったが、どうしても出張先は不規則で食事も乱れやすい。
注意が必要だ。

ところで、世界はこの60年で大きく変わった。

戦後60年を過ぎ、世界の中で日本の役割も非常に大きくなってきているが、
世界経済を見ると、この60年で物の生産量は7倍になっている。

人口はこの60年で、25億人から64億人になっている。

これに伴い、エネルギーの消費量も日増しに上がって、石油の消費量は7倍になり、
地球温暖化の元凶である二酸化炭素の排出量も4倍になり、
南極、北極の氷が解け始めているのは衆知のとうりである。

ある資料によると、1900年以来、主として農業に使われる真水の消費は6倍になっている
そうだが、現在世界人口の20%の人々は飲み水に事欠き、40%近くの人は衛生設備や
電気を持たない状況で生活をしているそうだ。

そしてなんと、世界の8億4千2百万人は栄養失調だという。

さらに、ある本に書いてあったが、世界人口の半分は一日2ドル以下で生活をしている
ということである。

その本には世界人口の20%が工業国に住み、過剰に消費、生産し、大量の公害を作り出して、
残り80%が貧困の中にあると表現していた。

こんなところにもパレートの80対20のセオリーが働いていると驚いたものだ。

人間の幸福の大半は愛情豊かな人間関係にかかっていると思うが、愛情面だけ考えれば、
世界の豊かな20%の人々よりも、残り80%の貧困で苦しんでいる人々のほうが心が澄んでいて、
家族や仲間を大切にして愛情豊かに生きているような気がする。

それが証拠に、日本、米国の離婚率は年々悪化をたどり、最近では経済成長の著しい
中国の離婚率は鰻上りだ。

貧しい国の離婚率はそれほど高くない。
それどころか家族が一致団結して貧困と戦っている。

私たちはともすると豊かさにばかり気をとられ、人生で最も大切なものを忘れがちなところが
あるのではないだろうか?

最も大切なことを大切にして生きていくことが成功の秘訣だろう。

その意味でも、私は日曜日だけは仕事を離れ、家族と共に過ごしている。
6日働いて一日休む、ローテーションを守っているのが、健康の秘訣かもしれない。

先日のブログにも書いたが、人生には大切な5つの分野がある
1)健康生活分野
2)家族家庭生活を含む人間関係生活分野
3)職業生活、能力開発分野
4)蓄財経済分野
5)趣味教養分野
だが、この5分野以外にも“心の平安”のための信仰生活分野などがある。

お互いに、このめまぐるしい現代社会の中で、大切なものを大切に生きていきたいものだ。

しかし、今日は深夜にF1がある・・・・・。

健康管理を優先するかテレビでF1観戦するか、思案のしどころ・・・・。
美味しいものも誘惑だし、楽しいことも誘惑だ。

正しい選択よりも楽しい選択を優先したいと考える、これが人間の心の働きだろう。

今日はどちらにするか、選択に苦しむが、録画して早めに寝たほうが良さそうだ。

しかし、後で見ても面白くない・・・難しい選択だ。(笑)

求めていることを、現象化させるのが脳のシステムである。
F1のテレビ観戦の件はブログを書き上げてから考えることにしよう・・・(笑)

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