今日は息子と原宿に出かけた

今日は日曜日、息子と一緒に自転車で六本木の自宅から原宿まで往復した。

原宿は多くの人が出ていた。

日曜日は皆、その時を楽しんでいると思う。
今、この時を楽しむことも大切だ。

息子にとっては今までで一番の遠出になった。
今までは東京タワーが一番遠出だったが、自信がついたようだ。
次は六本木と渋谷の往復を目標にする。
そしてさらに遠くに足をのばしてみたい。
何事も段階を追った実現である。

一日中息子といると、一瞬自分の感情のコントロールを失いそうな時もある。
子どもは、全く悪気はないが自分中心だ。
何事も自分のペースで進めてくる。
時にはいらいらすることもあるが、選択理論を使って交渉したり、譲歩したり、とにかく自分が鍛えられる。

セルフコントロールの最も良いトレーニングは息子と一日いることである。
どんなに愛していても、腹が立つ時があるということを確認できる。

まだまだ修行と考え、顔色一つ変えずにより良い選択をしていく。

子育ては自分が鍛えられる最も良い修行だ。

この世は、自己中心の心と自己中心の心がぶつかり多くの人は不幸を選択していく。
私は選択理論を学んでいるおかげで不快感情からの回復とコントロールが可能になっている。

不幸を選択せずに幸福を選択する。

自分の心を客観的に見て分析することも面白い。

「他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる」そう思っても息子をコントロールしようとしてしまいそうになる自分がいる。

つい正しさを押し付けてしまいそうになる。

今日も家で息子の願望にあるゲームソフトを一緒にやっている時に、息子に怒られてつい感情的になりそうになった。

50歳を超えてなぜこのゲームを自分はやっているのか?
息子の願望にあるものを共有して少しでも彼の願望を共有しようと努力しているが当然だが練習量が違うのでゲームは私の何十倍も息子はうまい。
私は全くうまくなろうと思う願望がないので余計に息子は腹が立つようだ。
唯、付き合いでやっているだけなのでいたしかたない。
9歳の息子に目線を合わせて同じ目線で話をすることは難しいがなんとか出来ているようだ。

彼にとって青木仁志という父親の存在は、地球上で最も信頼できる人間であり、そして一番の理解者でありたいと願っている。

後11年後、私が64歳になった時にこのかかわりが成功だったかどうかの答えが出る。彼は20歳の成人になるからだ。

ユダヤ人にとって一番の教師は父親であり、二番目の教師は母親、三番目の教師がラビ(司祭)四番目が学校の教師と聞いた。

私もそのように考え、息子の一番の教師になれるように彼の願望に入り彼の生き方の教師を目指していく。

先日も六本木の浮浪者の方に一緒におにぎりを作って届けたが、彼にはこの世の一番弱い人たちの力になれるような人に成長してもらいたいと願っている。

太陽はこの世の全ての人に平等に光と温かさを与えてくれる。
太陽のような大きな志と人を包み込める度量のある人物に成長してもらいたいと願っている。

私の友人知人の中には経営者として会社を大きくしている人物は沢山いるが、家庭も仕事も両立できている経営者こそ私が目指す理想の経営者像だ。
仕事がいくら出来ても家庭がおろそかであれば私はあまり尊敬できない。

仕事と家庭の両立はなかなか簡単ではない。

日々人生理念に基づいて生きていかなければ道を外してしまう。

一日一生の心で今日も最善を選択していこう。

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