23期下半期がスタートした

4月1日、2日と23期下半期のキックオフ会議が開かれ、
1日の夜はキックオフパーティーが開かれた。

この3ヶ月に一度のクォータリーキックオフ会議を通して、
社員の確かな成長を感じることが出来、大変嬉しく思っている。

そして、この4月から中途採用を含め8名の新しい仲間を迎えることができた。

会議の中でもメッセージしたことだが、
会社というものは、企業理念を実現するために存在している。
企業理念が事業の目的を表し、
その目的を具現化していく先に企業のビジョンがあり、
長期目標、中期目標、短期目標とブレークダウンし、
事業計画を立て、その実現をしていくための組織をつくり、
そして各自、その仕事の役割を明確にし、
私心を超えてその役割を全うする中で、
初めて企業組織は円滑に機能する。


今回、優秀社員の表彰として、
アチーブメントアワードに7名の社員が投票で選ばれ、
最優秀新人賞は同点で黒川、神藤の2名、
MVPはコーポレートコンサルティング部リーダーの森山が選ばれた。

森山が選ばれた最大の理由は、
私の目指す「部署の壁を越えた、上質の組織体」を創り上げることに成功したからである。
上質の組織体とは相互尊敬、相互信頼、相互尊重の組織体のことである。

一人はみんなのために みんなは一人のために
 -One for all, All for one-

という言葉があるが、
まさにそのような組織体をつくりあげていることこそが、私の目指す選択理論を土台としたアチーブメント流理念経営である。


私が経営者として常日頃考えていることは、
「企業組織は、そこで働く一人ひとりの自己実現の舞台であり、一人ひとりの社員を
成功させ幸せにするために企業組織は存在する」ということである。


例えれば、学校の為に生徒がいるのではない。
生徒の為に学校がある。

病院も医師の為に患者がいるのではなく、患者の為に医師は存在する。
そして医師が安心して働ける場が病院である。

会社も企業組織の為に社員がいるのではなく、
社員一人ひとりの幸福の実現の為に企業組織が存在するという考え方である。

経営者はオーケストラに例えれば指揮者である。
指揮者は楽団を構成する演奏者一人ひとりの才能を最大に引き出し、
最高の芸術作品を観客に提供することが仕事である。

経営の目的が企業の未来を決定する。

アチーブメントに携わる社員とお客様一人ひとりを、
幸せにしていくことが経営の目的であり、
そして、事業活動を通して、健全な利益を生み出し納税し、
社会に貢献していくことが事業の目的と考え
一心不乱に企業経営に邁進していく所存である。

短命で終わる会社は「勝てば官軍」の”勝ち負け”パラダイムを持ち、目先の利益を追い、自分さえよければよいという経営を追求した結果、社会から存在理由を認められなくなり、倒産に追い込まれている。

私は会社経営で一番大事なことは、会社を構成している社員一人ひとりの心の形成にあると考えている。
それゆえに社員教育には力を入れている。

長年他社の企業教育に携わり、そこで働く一人ひとりが
本当に良い目的を持って働いているか否かが
企業の明日を決定するということを確認してきた。

会社経営を考える時に、確かに社会的な知名度や、
ブランドというものも重要だとは思うが、
お客様から見ると、一番欲しい物は自分にとって最も役立つベストの商品やサービスだと思っている。

そしてこのベストの商品やサービスを提供するのは、お客様に直接触れ合っている社員である。
だからこそ、社員が幸せや自己実現感を感じて働いていることが企業発展の不可欠の条件と言い切れるのである。

「社員の立場に立ち、社員を幸せにしていく経営」こそが私の目指す経営である。

会社の規模を無闇に追求するのではなく、
”そこで働くことが自分の幸せだと思えるような経営を目指す”ことが大切だということである。


これから、アチーブメントは世界最高峰の人材教育会社を目指し、
一歩ずつ着実に成長していく。

会社設立30期には売上50億、経常利益10億、社員250名を通過し、
創業40期には売上100億、経常利益20億、社員500名の組織体を目指す。

私が経営を退く頃には、
社会の公器と言われる組織体になっていることを信じて、
日々舵取りをしていきたいと考えている。


意思あれば道あり。
成功は選択だと確信する毎日を、
力強く生きていけることに感謝している。

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