「仕事の意義と目的」について

会社を経営する目的は、
経営者それぞれにあるだろうが、
私にとっての経営目的とは、
縁ある人々を幸せにすること」である。

そして「縁ある人」の筆頭にあがるのは、
家族は当たり前だが、この会社の理念を信じ、ビジョンを信じ、
共に働こうと決断してくれた社員一人ひとりや、
社員のプレゼンテーションに心を開きお申し込みをしてくださった、
一人一人、一社一社のお客様である。

何事も順番がある。
内から外へ拡張していくことが肝心である。

自己の確立、家族の幸せ、社員の幸せ、協力会社、顧客への貢献、納税による社会への貢献、
内から外へ拡張していくことが経営において大切なことだ。


人は決して一人で育ってきたわけではない。
ご両親や、育ってきた環境などが、人格形成に大きく影響を与える。
私も二人の子を持つ一人の親として、
愛情を注いで育ててきた子どもたちには、
当然のことではあるが、幸せになってもらいたいと思っている。

そして、私にとっては、社員も子ども同然なのである。


2004年に新卒採用に本格的に着手し、
初めて内定者のご両親を招いた懇親会を開いた際、
私の中に代表取締役社長としての「責任」という意識が大きく芽生えた。

新卒学生にとって、社会に出て最初の会社が与える影響は大きい。
その重責を果たしていくという固い決意で仕事をしてきた。

社員100名体制になり、将来はこの会社を社会の公器に発展させていく必要性を改めて感じている。

彼らにとって仕事で楽をしようと思えば、
アチーブメントでなくとも、楽の出来る会社はいくらでも見つかるだろう。

弊社は目標達成の企業文化があるので”やり切る”ことが求められる。
そういう意味ではハードな会社である。

仕事の基本をしっかり短期間で身に着けさせようとしているので、実力は身につくがハードな面があるということだ。

それでも弊社は今年1万9000人以上の新卒学生がエントリーしてくれている。
ありがたいことだ。
来春は約30人の新卒大学生が入社してくる予定である。

社員は何故これだけ前向きに頑張れるのだろうか?

それは”素晴らしい仲間”と”仕事に対して明確な目的”があるからだろう。

アチーブメントは社員全員参加型採用を心掛けているので、自分たちが採用の際に関わった後輩たちを
自分たちの手で育てていこうという”同志愛”のようなものがあるからだろう。

そして、その上に自分たちがここまで作り上げてきた組織だからこそ、
さらに10倍、100倍の組織にして、社会の公器にしていこうという志があるからだろう。

教育によって社会を変革していきたい”、”いじめ差別の無い明るい社会を創っていきたい”といった
大きなビジョンに向かう純粋な思いも多くの社員から感じる。

初めて内定者のご両親にお会いした時に
私が感じた責任感を今では社員と分かち合い、
そして”世の中により大きな責任を果たしていこうとする志”を共にしている。

素晴らしい仲間に囲まれ、
彼らの幸せのために、日々用いられていることに感謝している。
もっともっと良い会社にしていきたい。

良い会社の定義はいろいろあるだろうが、「社員を物心共に豊かにしていくこと」である。

創業23年間一貫してこの目的は変わらない。
これからも社員を成功者に育てていくこと、社員を物心共に豊かにしていくことが私の役割であると思っている。

今日も朝一番で大阪に向かい、ダブルヘッダーの講演会をこなし夜11時に東京に着いたところである。

充実した日々を生きていけることに心から感謝している。

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