マカオから帰国、翌日即イベント、夜は大学院で講義

18日に日本を発ち、18日から22日までマカオグランプリに足を運んだ。
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今年で57回目を迎えたマカオグランプリは、
中国の南にあるマカオ特別行政区の市内にて、
一般道路を閉鎖した1周約6㎞のコースで開催された。

今回、私たちがメインパートナーを務めたアチーブメント全日本F3選手権に出場していた
山内英輝選手は、本レースにおいて、日本人最高の13位だった。
予選では一時29番手まで落ち込んだが、
決勝レースでは10台近く次々と追い抜き、
最終的に13位を得ることができたのは、素晴らしい成果である。
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また、2009年Achievement by KCMGのレーシングドライバーを務め、
今回戸田レーシングチームから参戦した
12位という成果を出した。

彼らを含めた多くの若者たちが、世界中からF3の頂点を目指し、駆け抜けていく真剣な姿に触れ、観戦している私の心も大きく高鳴った。

今回、活躍した選手も、残念ながら結果を残すことが難しかった選手も、来年のレースで良い結果を出してくれるに違いないと思った。
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今回のマカオのレースを通して、様々なことを感じることができた。例えば、どのような人物が自分の思考を現実化し、
勝利につなげることができるか、であるが、
この点においては、自身のレーシングドライバーとしてのテクニックもさることながら、
どのようなチームに所属し、どのようなスポンサー(金銭的支援)が得られるかということも
レースを続けていく上で、とても重要な要素である。
 
そして、それらの要素に加えて、更には"運"も味方しないことには、世界のトップレーサーにはなれないのだ。
 
経営もまったく同じで、良い人材と、良い組織、そして、良い経営管理者、現場管理監督者がいて、
なお且つ、その事業の時代のニーズがあって、初めて健全経営ができのである。

私も、創業当時、資本金たったの500万円、社員5名というまったくのゼロからのスタートだったが、アチーブメントは現在、おかげさまで、社員も100名体制になり、純資産もその140倍以上の自己資本率70パーセントの無借金会社に成長した。
他社資本一切なし、自力で今日まで歩んできた道のりは、
まさに日々の判断選択の連続であり、その結果、
今期24期目を迎えることができているわけである。

今回のマカオトリップにて、
モータースポーツの世界におけるレーシングチームの活躍の裏側にある、
さまざまなマネジメントの力は、経営にもそのまま活用できるものがあると
深い気づきを得ることができた。



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そのような慨深い気付きを心に留めながら、
月曜にマカオから戻り、先日のブログでも紹介した、
「頂点を目指す物たちへ」特別トークライブで講師を務めさせていただいた。
 
今回のセミナーは、世界的な冒険家である
三浦雄一郎先生と、今年、世界のモータースポーツでF1と並ぶ米国のインディーシリーズに参戦している
佐藤琢磨氏とのコラボレーションセミナーであった。

今回、国際舞台で活躍しているお
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二人と、共に講演を行うことができたことは、
私の人生に大きな影響を及ぼすと同時に、人生の大切な思いでにもなった。

私自身は、まだこれから世界最高峰を目指し、
歩んでいる途中の人間だが、
会社が40期を迎える16年後には、
なんとしても世界最高峰といわれ
る企業体を築き上げていたいという
強い思いがある。
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三浦先生は2013年、80歳で
エベレストの頂上へ立たれようとされている。
 
私も16年後、71歳になる。
人材教育という事業を通して世の中で起こっている様々な
問題を、解決していける一流の企業体に築き上げていきたい。
 

売上100億、経常利益20億、社員500名を超える超一流の企業体に育て上げていきたいと、心に期したイベントであった。
 

そして夜は、今年度、客員教授を務めさせていただいている
法政大学大学院 政策創造研究科で講義を行い、
スタッフと共に夕食をとり、家に帰宅したのは23時近くになった。

確かに毎日忙しい日々が続いているが
充実した日々、生かされた日々を過ごしている。

塵あくたのようなところから神様に拾い上げられ、
こうして日々、人の役に立つ存在として用いていただけることに
感謝感謝の毎日である。

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   (※本日イベントを手伝ってくれた本社社員と三浦先生と佐藤琢磨さんとの集合写真)


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