リーダーズ・フォーラムで伝えたかったこと

先週の日曜日は、弊社で行った経営者と学生の交流イベント
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「リーダーズ・フォーラム」でラストメッセージを担当した。

このイベントは、素晴らしい経営をされている企業
7社の経営者をお招きし、
直接学生に対して日本の社会を背負うリーダーとして成長していくために
大切なことをメッセージしていただいた。
 
良い企業を知ったり、
学生に就職活動を進める上での判断基準を
作ってもらうためのイベントとして、
学生にとって大変有益なイベントになったと思っている。

当日は、先日の「ソーシャル・リーダーズ・サミット」に
ご参加いただいた学生の中で、
意識の高い100名以上の学生が集まってくれた。
終了時刻を過ぎても、そのまま話し込む学生も見られるなど、
大盛況に終わり、大変嬉しく思っている。


私も「今の社会に求められている良い企業とはどのような企業なのか」というテーマで
イベントの最後にショートメッセージをさせていただいた。

企業はその企業の経営者、すなわちリーダーの在り方によって決まってしまうものである。
リーダーとは、変革を創りだせる人のことであり、
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変革を創りだせるとは、
つまり思考でデザインしたことを行動によって
結実できる人のことであり、
価値の創造者でもあるとも言えると思う。

素晴らしい経営者やリーダーは、
皆、行動によって完結している。
 
逆に言えば、どんなに良いアイデアを持って
いても、
結果を作ることができなければ、
それは良い経営者・リーダーとは言えない。
 
適正な利潤を得なければ、
会社は潰れてしまうし、
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社員やその家族を守ることもできないからだ。

しかし、利益はあくまで「目的」ではなく「結果」である。
 
利益が最優先目的になってしまうと、
目先の数字が最優先になり、その結果、
企業として最も大切な存在理由、
すなわち社員の幸福や顧客への貢献、
協力会社、株主に対する長期的な貢献を忘れてしまい、
目先の投機や損得で仕事をすることにもなりかねない。
 
これでは結果的にお客様は離れていく。
 
あくまで企業経営は社員を幸せにすること、お客様の役に立つこと、
社会の役に立つことを目的とし、
そのサービスの対価として、
「後から利益がついてくる」という発想で、
とにかく自分がどうやったら貢献できるかを
一番に考えることが信頼される経営のコツである。
 
経営者に求められることはこの目的から目を離さず経営を貫くことだと私は考えているし、
少なくともアチーブメントは24年間そうやって経営してきた。

学生の皆さんは、就職活動が本格化すると、多くの社会人に出会うことになる。
ぜひ、本物のリーダーを見抜く眼を養って欲しい。
 
会社は規模が全てではない。
質を追求してその結果顧客に支持され発展して大企業になって行く道を選びたいものである。
弊社も今後大企業になっていくと思うがあくまでも質を追求し続ける所存である。
 
今回集まってくださった学生諸君には、
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悔いのない就職活動を
送っていただけることを期待している。

最後に、今回この企画に賛同くださり、
無償でスピーカーとして
学生に素晴らしいメッセージをしてくださった、
株式会社ハッスルジャパン 髙橋秀志さん、 
株式会社ウィルワン 松丸修さん、
株式会社レストラン スワン 作能小百合さん、
ライフマネジメント株式会社 松本隆宏さん、
株式会社セオリー 原誠志さん、
株式会社シェアードバリュー・コーポレーション小林秀司さん、 
アルファグループ株式会社 上岳史さん、
以上の7名の経営者の方々に心からの感謝申し上げ、本日のブログとさせていただきます。

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