細部まで設計した先で、思考は現実化する

細部まで設計した先で、思考は現実化する

弊社では年に一度、社員全員の投票で受賞者が決まる「アチーブメントフィロソフィーアワード」という表彰制度がある。
先日そのノミネート者発表を聞いて感じたことがあった。
それは「思考を現実化させる」という技術に関する本質的なことである。

我が社、アチーブメントという会社そのものがまさに能力開発の仕組みで成り立っている。
私の頭の中にある設計思想を理解できる人間は必ず結果を出せるような人事制度になっている。
そして、アワードのノミネート者発表を聞いて、
私の思想を理解した人材が育っていると実感し、嬉しく感じた。

車を動かすためには、まずエンジンを中心とした設計・デザインから始まる。
設計者・デザイナーが一つひとつのパーツをデザインする。
それは車だけでなく、ジェット機でもなんでも共通することであり、人の思考から生まれる。
全てが設計である。

しかし、なかには抽象的にしか考えられない人間もいる。
だが、曖昧な思考からは曖昧な結果しか生まれない。
まず、これを認めることである。

結果が出ていない場合には「細部にわたってイメージができていない」という事実を認めること。
そしてその原因は何なのかを考える。
たとえば、細部にわたってイメージするための情報が不足しているのかもしれない。
それは、そこまでしてやり遂げようというこだわりが弱いのかもしれない。

これをビジネス用語では「責任感の欠如」と表現する。

必要な情報を漏れなく入手し、細部にわたって具体的にイメージする。
そこまで具体的にイメージされた思考は必ず現実化する。
そのこだわりを持ち続けること。
それが思考を現実化させるために必要なことである。

34年間追求し続けてきた「人軸経営」の真髄を120分に凝縮してお伝えします。

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