実行力こそ成功の本質

ある時、弊社の受講生に
「色々なセミナーに参加して学んでいる人が成果が出ていないのは何故ですか?」
と聞かれた。
私は即座に
「成果を出すこととは全く無縁な、成果と関係の無いセミナーに参加したか、
良いセミナーに出ても、学んだことを実行していないかのどちらかでしょう。」
と答えた。
質問を投げかけた受講生は、なるほどと感心していたが、成功の秘訣はシンプルだ。
自分の望んでいる事柄を明確にし、その実現の為に実行すること。
これ以外ない。
実行力が全てである。
他の人にも「青木さんは経営学の分野が専門でも無いし、
大学で経営学を学んでもいないのに何故20年間もの間、
コンサルティング会社や出版社を良い状態で経営出来ているのですか?」
と聞かれたことがあるが、答えは明確である。
“私は率先垂範の経営者であり、目的目標の実現に向かって、
なにがなんでもやり抜くという実行に拘る人間だから存続できているということ”
である。
屁理屈、小理屈が嫌いである。
要は自分の決めたこと、やると言ったことを実行するのみ。
自分がやるだけではなく自分の部下にもやらせきること。
但し外から無理やりではなく、自発的に何が何でもやらせ切ること。
ここが技である。
これ以外に成功の道は無いと信じている。
良く成功している経営者はコンサルタントを嫌う。
評論家や批評家、能書きたれを嫌う。
「じゃやってみろ!」という。
私は自分も能力開発コンサルタントだけではなく、
80名の社員を抱える経営者でもあるので、
そういう叩上げの経営者の気持ちが良く分かる。
自分が出来もしないことをやれと言う人間を信用してはならない。
弊社は人材教育コンサルティング、採用コンサルティングを行っているが、
全て実証済みで弊社でも成果が出ている実学の指導しかしない。


私は能力開発の分野の専門だが、
私自身十代で社会に出て、今まで能力開発一本で生きてきた人間である。
弊社のベテラントレーナーも若いコンサルタントも全員、実学タイプである。
もちろん成長過程の会社なので、学びのプロセスの新入社員も入っているが、
コア(核)になるものはしっかりと掴んでいるスタッフばかりである。
若くても筋の良い、成功体験のある人材だけを採用している。
弊社は現在1万人の学生が応募にエントリーしてくれている。
今年で3年目を迎える。
ありがたいことだ。
彼らは私の良きパワーパートナーである。
経験よりも考え方の筋やセンスが大切だ。
逆に、今まで何十人というベテラン営業トレーナー候補の人の面接をしたが
「では来月からまず半年ぐらいは営業をしていただいて実績を見せていただけますか?」
というと皆、尻尾を巻いて逃げていく。
売りたくないのだ。
話にならない。自分がやりたくないことをトレーニングするのは理に反している。
私は話道というものは“言行一致”に生きるもので、
いくら話しが旨くても売れなければセールストレーニングは出来ないと考えている人間だ。
売れない人に教えを求める人はいない。
ここが実は最も重要なところで、
セールスもセールスマネジメントも経営も全て実行力が成功の鍵を握っているということだ。
弊社の研修は一言でいえば、
実行力をどうしたら高めれるかということにチャレンジしているということだ。
単なる理屈や理論ではなく、実生活に落とし込み役立つ実学だからこそ
個々人が身銭を切って何万人も受講に来てくれているということだ。
法人研修と個人の研修とではニーズも設計も多少の差はあるものの
結論は実行力が成果を握っているということである。
私は昔142カ国に支社を持つ国際企業、
百科事典のブリタニカで修行をした時期があるが、
完全フルコミッション(完全歩合)だったので、
実行力の無い人間は即ドロップアウトする会社であった。
個人的にも成果を追求したが、部下を持ったときにこの問題に頭を悩ませた。
部下の実行力不足である。
そうして能力開発の研究をして、
人間のモチベーションは外側の刺激にあるのではなく内側の遺伝子にあり、
どのような方法でその欲求を満たすのかは個人差があるということを学び、
内発的動機付けの技術を開発した。
その理論を元に弊社のシンボリックセミナーである
戦略的目標達成研修「頂点への道」シリーズが行われている。
実行力をいかに高められるか、興味のある方は
いつでも私の無料の講演テープを差し上げるので問い合わせしてください。
(問い合せ先→http://www.achievement.co.jp/gift/
今週は、明日は名古屋、明後日は大阪に出張する。
日々実行、これ以外ない。
今、自分のやっていることは目標達成に役立っているのか自問自答し、
目的、目標に向かって最善を尽くす。
今日も最善の一日にする。
さあ、今からスタートだ。

中小企業経営者のための
高収益企業を実現する
2つのポイント

売上56億円、経常利益18億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

TOP