成功を選択する生き方について

職業柄、色々な人の相談にのることが多い。
最近、特に経営者の方で色々悩みを抱えている人の相談にのることが増えてきた。
人は何故悩み苦しむのか、一言で言えば
“求めているものと現実とのギャップ”に苦しんでいるのである。
もう少し専門的に掘り下げれば
“自分の求めている基本的欲求が現時点で思うように満たされていない”
という不満足感が悩みである。
当然のことながら私にもこのギャップはある。
求めているもの、すなわち目標と現状には常にギャップがつきものだ。
何十年もこのギャップと闘い克服してきた。
生涯のライバルである。
しかし、私にとってこのギャップは悩みではなく、
“成長に至る促進剤”であり、
成長薬のようなもので、なくてはならない存在である。


つまり、人間は皆同じで求めているものと現実が完全に一致している人はいないし、
逆に完全に一致しているという人は成長が止まっているか、
自己満足の世界にしたっている人ということになる。
ポイントは“成功者になるためには、現実の延長線上に理想を置き、日々現実化していく”
ということである。
いきなり、突然変異で急に成功者になる人はいない。
先ず心構えをつくり、その分野のノウハウを蓄積し、
成功できるだけの十分な技術力を身につけ、
人望を得て協力者を集め、そして独立するのが成功のセオリーであって
うまくいかない人は辛抱が利かない。
又、自分の願望に負けてしまうことが多い。
独立前で十分な実績(稼ぎ、偉大な業績)を上げていない人には
「今ではない、じっくり力を蓄えて立つとき立ちなさい」そのようにアドバイスをしたい。
「あせらず、驕らず、あわてず、あきらめず」自分作りが最優先である。
私は振り返って悩みを燃料に大きく前進してきた人間である。
「自信がある、自信が無い、どちらも正しい」という言葉があるが、自信は虚である。
自信が無いと悩むのはあまり賢明な選択とは言えない。
ようは結果を出せば良いだけだ。
実績から自信は形成される。
根拠のある事実に立脚した自信を日々積み重ねなければ、
成功者への道は非現実的なものになる。
人生は戦略的に生きていく必要がある。
ゴールから逆算し、必要な力をつけて確実に勝利の道を歩んでもらいたい。
成功する前に成功者になる必要がある。
成功者への道は”毎日の積み重ね”であって、
いきなり違う人生を生きるのではない。
日々の積み重ねを大切に、日々、成功していただきたい。
私はこれからも日々、小さな目標達成をコツコツと積み重ねていく。
それが私に出来る、“最も確かな成功の選択”という生き方だからだ。

中小企業経営者のための
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売上56億円、経常利益18億円、従業員200名の企業体を実現した経営手法を2つのポイントから解説します。

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