2006年8月アーカイブ

今年の夏季休暇は地中海のギリシャを旅して三ヶ所の世界遺産を見てきた。
アテネでは古代ギリシャ時代の遺跡を巡り、国立博物館などを見学し、エーゲ海のミコノス島に渡りギリシャ神話に出てくる神々の神殿跡を訪ね、世界遺産に指定されているメテオラの修道院に立ち寄り、最後はドイツのフランクフルトでゲーテの生家の見学をし、昨日帰国した。

それにしても古代ギリシャの時代の文化、文明レベルの高さには驚嘆の一言しかない。
又、建築物や彫刻の技術レベルの高さにも驚かされた。

ところで、考古学というのは非常に面白い学問だと思った。
大昔の研究をして過去の事実を積み重ね、仮説構築により事実を特定する学問のようである。
私の目には全く同じ大理石の彫刻でも、専門家が見ると付加価値が違うようだ。
今の大理石の彫刻と、古代の大理石の彫刻では古代の作品の方が何百倍も価値があるということだ。

材質や作品は同じものでも、時間的な経過によって古いものには価値がある、とても面白いと思う。

世の中には最先端の技術や発明を追求している研究グループもあれば、古代の研究を日々積み上げている研究グループがある。

今回の旅行は知的好奇心を満たしてくれる楽しい旅行だったと思う。

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ところで、私の秘かな個人目標の中に還暦時、60歳までに100カ国を自分の足で訪問することが入っている。
私は全て体験主義なので、これは何としても実現したいと思っている。
体で世界を感じたいからだ。
人から聞いた話と実物を見たのでは全く違うものがある。

実際の体験や経験が間接的に仕事や人間関係にも良い影響を与えると思っている。

さて、今日から又、プロ職業人として目的、目標に向って「集中」の人生が始まった。
今日も最良最高の一日にするぞ。


8月20日(日)〜8月30日(水)の間、海外に出るため更新ができません。
ご了承下さい。

今、新幹線の中でこのブログを書いている。
昨日は大阪支社で「戦略的目標設定と達成法」の講演会を担当した。
福井や滋賀のほうからも多くのお客様が多くの友人や知人を連れて来てくれた。
ありがたいことである。

講演会の参加者の方には気がつかなかったと思うが、実は昨日私は右足首を痛めていた。
大阪出張の前日、アポイントとアポイントの間が一時間あったので、いつも利用しているホテルで15分間のフットマッサージをしてもらったら、何と筋を痛めてしまったようでこれには参った。
さすがにフットマッサージで足の筋を痛めることはイメージ外だった。
足首が痛みで全く動かせなくなり、足を引きずりながら大阪支社の朝礼に参加した。
社員が心配してくれて、お客様のご紹介で有名な整骨院の先生に夜の10時に予約を入れてもらい施術してもらったら、これは痛風の発作が出たのではないかと言われ、確かに尿酸値は少し高めだが今までは健康体を自慢していたので、もし本当に痛風なら私の講義にも影響が出ると考え、虚とは思いながらも参ったなと考えて翌日、大阪天満橋の大手前病院にいって診察していただいたら、単なる筋を痛めただけといわれ一安心、そんなこんなで午後から3人のお客様と仕事の打ち合わせをして夜の講演会を向かえていたというわけだ。

不思議なことに講演中は全く痛みもなく講義に集中できた。

お客様は誰も私の足のことはわからなかったと思う。
講演が終わり最後の最後にお客様を送り出し始めて又痛みが戻ってきた感じである。

気をどこに集中させるかによって、痛みすらコントロールできるという面白い体験をした。
甲子園の球児がデッドボールを背中に受けながらも平然と一塁へ向かう姿と同じなのかも知れない。彼らも、もし町を歩いているときに140キロの剛速球を背中に受けたら救急車騒ぎになるだろう。人間の体は気が入っている時は強くなっているのだと思う。
普段風邪をひくことはないが、長い休みに風邪をひいたりするのも気が抜けたときのことだろう。

ベストコンデションはプロの基本体である。

プロは言い訳をしないし、言い訳を忌み嫌う。

そういえば以前に39度の熱が出たときに講義をしていたときがあった。
「この熱は情熱の熱だ」などと訳のわからないことを言っていたことを思い出した。

結論は成果を出すこと。
そのことだけがプロには求められている。

成果から逆算して、全ての意思決定をしていける真のプロであり続けたい。


講演を終え、最終時刻の新幹線のぞみで東京へ帰ろうかとも考えたが、しばらくは大阪支社のスタッフには会えないので、労をねぎらうことを優先しようと思い直し、夜10時頃から皆で近くの鳥料理店に行き、深夜12時にホテルに戻ったという一日だった。

私のモットーは「一日一生」である。
日々、いつ人生の幕を下ろしても悔いがないように最善を尽くす。

今日も一日ベストを尽くす。

「自分の夢や目標に向かって、あたりまえのことを誰も真似できないほど真剣に熱心に取り組んでいけば夢は実現できると信じて生きている」

人生に感謝!今日に感謝!

そろそろ終点の東京駅に到着だ。

昨日はアチーブメントの大阪支社、開設記念日になりました。

アチーブメントはこの10月に20年目に入ります。
長い間、御支援頂いたお客様には心から感謝しております。

アチーブメントは人材教育コンサルティングサービス分野において、選択理論心理学を土台とした、個人と組織の目標達成コンサルティングプログラムを主力商品として、顧客第一主義をモットーに今まで経営を行ってまいりましたが、将来を見据えて後継者育成や新規事業展開も視野に入れた次の段階に入りました。

大阪支社開設を弾みに、これから更に社員一丸となって社会に必要とされる真のクォリティーカンパニーの実現に向かって、トリプルウィン経営を追求していきたいと思っています。

関西方面のお客様は300名収容専用研修ルームと会員サロンも出来ましたので、是非ご活用頂ければ幸いです。
なお、本日は大阪支社で開設記念特別講演会が開催されます。
多くの方に会場でお会いできることを楽しみにしております。

よく出会った方々から青木さんの趣味は何ですか?と訊かれる。

私の究極の趣味は“人生における成功の研究”である。

他にも世界遺産をみる旅、想像力を駆り立てる読書、気の合った仲間と語らいながら食を楽しむこと、最近行かなくなったがゴルフやスキーも楽しむ、また、会員制のスパで体を動かすことも楽しい。まだ色々あるが、とにかく何といっても最大の楽しみは“人生における成功の研究や人生で成功している人物の研究”である。

これは面白い。

最近、遺伝子を研究しているある医学博士から「人間は遺伝と環境と本人の選択」によって人生が決まっているのではないかと聞いた。
なるほどと思った。
又、懇意にしている作家の先生に「成功者は負のエネルギーをプラスエネルギーに変えることが出来た人ではないだろうか」と言われた。
劣等感やコンプレックスも成功のエネルギーだということだ。
そして、それだけでは嫌なタイプの金持ちになることが多いので、ある時点で「愛を知った人」であろうと言われた。

なるほどそのとおりだと得心した。

私も全く同感である。
こういうことを確認することが好きなのだ。
こういう会話や観点を深く考えたりお互いに研究したりするのが何より楽しい。
現在の仕事はまさに天職だと思う。

もっともっと精進して“人々が基本的欲求(遺伝子の指示)を満たし、より良い人生を選択できるよう最善のサポートをしていきたい”と強く望んでいる。
そして将来は日本にとどまらず、会社として世界レベルで貢献していきたい。

私は仕事が好きだ。
なぜなら仕事には自己実現がある。
人にも貢献でき、好きな研究に没頭でき、更に経済的にも祝福を受けることが出来る。
まさに「生きがいとは人が熱情を注ぐ仕事の中に苦労と共に見出す深い喜びである」という心境だ。

私は自分のブログにいつも同じようなことを書いてしまう。

いつも同じことを考えているからだ。

この仕事は没頭するほど面白い。
私にとって一番ありがたいのは好きな仕事に従事出来ている事かもしれない。

感謝!感謝!感謝!

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