青木仁志の社長日誌青木仁志の社長日誌

逆境とは、成長の機会に恵まれた環境である。

2021年04月22日

先日、弊社への入社を希望して、選考に進んでくれているカンボジアの学生と最終面接をし、内定を出しました。
昨年より取り組んでいる、キリロム工科大学との産学連携プログラムの一環で採用活動をしていますが、本当に優秀な学生たちが多いです。
 
彼らが、面接で話してくれたメッセージに非常に心を動かされました。
たくさんの質問をしましたが、「社会への貢献を目指して、自分の能力を上げていきたい」という気持ちや、「今の自分が持てる力を発揮し切る」というコミットメントを感じたのです。
採用か不採用かというレベルではなく、そもそもの視座が違います。能力ももちろん高いが、社会、ひいては世界を考えて生きている素晴らしい人材でした。
 
何がそのような思考を育んできたのかと考えると、ご両親の素晴らしい教育の賜物であると同時に、ある意味では「持っていないから強く求めることができた」という要因も大きいのだと思います。
 
ご存知の通り、カンボジアはポルポト政権により、わずか数十年前に有識者の多くが虐殺された歴史があります。
その影響で、今もなお教育体系が整っておらず、まさに発展の真っ只中にいるのです。
 
そのような環境で育ってきたからこそ、この国をもっと良くしたい、同じ過ちを繰り返したくないという思いが育まれてきたのではないでしょうか。
結果的に、それが彼らの原動力となっているのかもしれません。
 
一方で、日本は非常に恵まれていると思います。それゆえに、逆境の経験をしてきた人が少ないのかもしれません。
 
豊かさとは、人に貢献した量に比例して得られるものですが、貢献するためには自分がまず力を持つ必要があります。
しかし、そもそも力を持ちたいと思わないと、当然ながら力を高めることは難しい。
無は有の原点という言葉がありますが、無いということは必ずしも悪いことではないと思います。
 
私は、自分の生い立ちを振り返ると、無いもの尽くしでした。
やらねばならないという状況に追い込まれていたと言っても過言ではありません。
しかし、結果的にそれが、チャンスを与えてくれたのです。そういう意味では恵まれていたのだと思います。
 
では、必ずしも貧困や苦境がなければいけないのかというとそうではありません。
意図的に「成長の機会」という名の逆境を作り出すことが私たちにはできます。
 
それこそが、高い目標への挑戦です。
もちろん、高すぎる目標は良くないのですが、自分が既に持っている力を最大限に発揮し、さらに新しい力を身につける必要性のある適正勾配に目標を立てること。それが、成長のチャンスを与えてくれるのです。
 
高い目標を掲げ、絶対に達成すると決め、どうしたらそれができるのかだけに集中して考え、そして実行していくこと。この積み重ねの先にこそ、本当の豊かさがあるのです。
 

人と組織を巻き込んで、目標達成するための原理原則をお伝えする無料講演会はこちら

人と組織を巻き込んで、目標達成するための原理原則をお伝えする無料講演会はこちら

友だち追加
LINE@にてブログの更新をお知らせします
青木仁志 Profile
アチーブメント株式会社
代表取締役会長 兼 社長
アチーブメントグループ
最高経営責任者(CEO)
青木 仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。 創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社6社を含めて、従業員220名体制へ。
著書は60冊、42万名以上に研修を行ってきた人材教育のプロである。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。
友だち追加
LINE@にてブログの更新をお知らせします

お薦め書籍

「人を育てるプロ」が松下幸之助から学んだ、その教育の真髄
松下幸之助に学んだ 「人が育つ会社」のつくり方
松下幸之助に学んだ 「人が育つ会社」のつくり方別サイトへ
著者:青木仁志
過去約30年間に、35万人以上の人材育成に携わった 「人を育てるプロ」が、松下幸之助から学んだ、 その教育の真髄をお届けします。
世界的ベストセラーの完全翻訳版!
新・完訳 成功哲学
新・完訳 成功哲学別サイトへ
著者:ナポレオン・ヒル=著/ロス・コーンウェル=編/宮本喜一=訳/青木仁志=解題
1937年刊行の初版から削除された部分を復刻し、原著を忠実に再現!!
特別体験動画無料公開中 Twitter「経営・マネジメントのエッセンスをお届けします」 LINE@ 友達追加 Instagram「プライベートの素顔の青木を発信します」 「青木仁志」達成スタンプ第二弾!! 平川亮選手 応援団募集中

▲ PAGE TOP