経営者にしかできない最も価値のある仕事は、
組織の「未来を描き、意思決定」をしていくことである。
経営者にしかできない付加価値の高い業務に
集中することや
素早い決断を行い思考を現実化していくには、
細かい業務のみならず、
・経営判断に必要な情報の収集、整理、伝達
・社内外のキーマンとの各種折衝
・ビジョンを具現化するためのプロジェクト推進
などをスピード・クオリティともに
高いレベルで遂行できる「秘書」の存在が不可欠になる。
しかし、多くの経営者が
秘書に抜擢してはいけない人を
選任していることがある。
私が考える理想の社長秘書には、
単なる実務のスキルよりも求められる重要なことがある。
本日はその条件についてお伝えしたい。
第1に、社長の「思想」「ビジョン」「判断基準」を
深く理解していることだ。
経営者の頭のなかにある理想や目指すビジョン、
一つひとつの判断基準を理解していない秘書と仕事をすると、
修正やリカバリーに時間を要し、仕事が停滞する。
第2に「即断・即決・即実行」であること。
経営者からの指示に対して、
一切の私的な感情は脇において、
素早く高いクオリティで業務を行うことが求められる。
第3に「報告・連絡・相談」の頻度と質の高さ。
経営者からの指示に対して、確実に完結をしたのか、
分からないことがあれば何に困っているのか、
共有すべきことがあれば迅速に共有をするなど、
効果的な意思決定をするために
報連相の頻度と質の高さが求められる。
第4に、徹底した「守秘」だ。
機密情報を絶対に漏らさないこと。
社長の裏側を決して外に出さないことだ。
秘書にしか知りえない情報も沢山あるため、
むやみに口が軽かったり、
約束を守れなかったりすると会社の信用・信頼に関わる。
これらが揃ってはじめて、
経営者は心置きなく業務を委任することができる 。
つまるところ、「信頼のおける仕事をする人物」に任せることだ。
信頼は最大のスキルである。
側近の仕事へのモチベーションの高さを見ると、
その会社の経営者の経営に対する姿勢そのものがわかる。
ぜひ、これから秘書を抜擢する際の判断基準にしていただきたい。
最適な人物を秘書に抜擢し、
経営者にしかできない価値ある仕事に集中して、
組織をさらなる発展へと導いてください。







