覚醒、スイッチが入ると言い換えてもいいかもしれない。
私が経営者としてスイッチが入った瞬間。
それは顧客、社員、社会の三方を成功に導こうとしたとき、
特に「社員が自己実現できる舞台と自らの価値を証明できる組織体を創ろう」と
決意してからは、経営者として覚醒したと言えるだろう。
それは自分もゼロから挑戦して自己実現の人生を生きてきたように、
自分と共に生きる縁ある人々を物心両面の豊かな人生に導くことは
正しいという確信でもある。
だからこそ誰に批判されようとも、何を言われようとも、何を言われようとも、
全く迷うことなく経営を続けることができている。
誰しも人生の目的には、言葉は違えど、 「縁ある人々を幸せにしたい」という
「愛」が含まれていると思う。
しかし、そのためには自分自身を大切にしなければいけない。
それは決して自己中心的という意味ではなく、
自らの価値を高め、 より多くの人に貢献できる自分になるということである。
自分の価値を高めなければ、大切な家族、同僚、お客様、友人、周囲の人々が
真に物心両面の豊かな人生へ入ることを手助けすることはできまない。
したがって自分という人間の価値を100倍、1000倍にしていくことは
もっとも確かな社会貢献だと思う。
私個人で言えば、スイッチが入るのは、明確な目的を前提に「逆境に追い込まれたとき」である。
そしてその逆境は、人から与えられたものではなく、自ら創り出した、
すなわち達成が難しいと思われる目標を自分で設定したとき私の心には火が付く。
もし迷ったり、立ち止まったりしたときは、
自分が成功すべき理由に入っている 「愛」をもう一度見つめなおし、
自分だからこそ描ける「高い志や目的」に今一度立ち返ってほしい。
それを真の意味で深く落とし込んだ時に、新たなスイッチが入るはずである。