青木仁志の社長日誌青木仁志の社長日誌

心の痛む話

2010年11月19日

昨日は福岡から戻り、所属するロータリークラブに参加し、
夕方から弊社主催のアチーブメント社長会 理念経営研究会で講師を務めた。
その後、弊社顧問の阿部洋己先生との対談を行い、
アチーブメント社長会オープンセミナー阿部洋己先生の講演をお聞きし、夜10時半に帰宅した。


昨日は大きなインパクトを受けたことがあった。
所属するロータリーの卓話で、
NPO法人かものはしプロジェクトの共同代表 村田早耶香さんのお話を聞いた事である。

かものはしプロジェクトについては勉強不足で全く知らなかったが、
カンボジアで児童買春や人身売買をなくそうと活動している
非営利活動法人という事である。


驚いた。
ボディーブローを食らったようなインパクトがあった。
なんとカンボジアでは、5歳の子どもが人身売買の結果、
児童買春をさせられているということである。
そして、カンボジアでもっとも児童の買春を行っているのは日本人ということだ。

5歳、6歳の子どもが児童買春をさせられているという事実。
それも一人や二人ではない。
ものすごい数の子どもたちが被害にあっている。
親の借金のために売られて、売春が原因で性病やエイズにかかり、
自殺をする子どもまでいるということだ。
これは考えられないことだ。
悲しい。悲しすぎる事実である。心が泣いている。

その背景にはカンボジアの農村地域に貧困が有るということである。
日本も昔、貧乏人の子沢山という時代があったが、
人間は貧しければ貧しいほど将来を考えて子どもを沢山産み、
もしもに備える傾向があるという文献を読んだことがある。

幼児の死亡率の高い時代は、将来の働き手の確保も考え、
無意識に子どもを沢山産んで育てようとする傾向があるようである。
それが又食い扶持が多い分、生活が困窮し生活苦に拍車がかかるということなのだろう。

現代の日本は恵まれている。ものすごく豊かな国である。
全世界様々な国があり、私は数十カ国訪れたことがあるが、
間違いなく日本は豊かな国である。
確かに眼に見えないところで確実に債務超過に拍車がかかり、
大変な借金大国になっているということだが、
カンボジアやタイやベトナムと比べたらレベルが違う。

しかしこの国は病んでいる。
先日ユーストリームで20代の青年が、
インターネットで放映しながら公開自殺を果たしたと聞いた。
それも、それを同時期に見ながら平気で止めようとせず、
そのユーストリームを見ていた多くの人が、無責任にいろいろな書き込みを行い、
本人の自殺に拍車をかけたのではという声も耳にした。

なんという恐ろしいことだろう。
20代の青年の親はどんな思いでいるのだろう。
悲しい悲しすぎる。


今の社会は、愛が冷え、人間が人間としての尊厳を失いかけているのではないだろうか?
そういう私も決して完全な聖人君主ではない。
全く堕落した罪人である。
人間は不完全な存在である。
人間に幻滅したとき生きる力が弱まる。


聖書には、
「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。
 すべての人が迷いでて、みな、ともに無益な者になった。
 善を行う人はいない。ひとりもいない。」
「彼らののどは開いた墓であり、彼らはその舌で欺く。」
「彼らのくちびるの下には、まむしの毒があり、
 彼らの口はのろいと苦さで満ちている。」
「彼らの足は血を流すのに速く、彼らの道には破壊と悲惨がある。
 また、彼らは平和の道を知らない。」
「彼らの目には、神に対する恐れがない。」(ローマ人への手紙3章)
と書かれているが全くそのとおりである。

以前に三島由紀夫氏が生前、文藝春秋に書いた論文の中で次のように述べていた。
「人間性を十分に開放したらどうなるか。こわいことになるんだよ。
 紙くずだらけはまだしも、泥棒、強盗、強姦、殺人・・・
 獣に立ち返る可能性を人はもっている。
 かくいうぼく自身だってそうだよ。
 初めは論理で叩き合っていたのが角材となり、鉄のパイプになり、ドスになり・・・。
 ここままエスカレートすればピストル、ライフルだって使うだろう。
 いや彼らなら核兵器だって使うだろうさ。
 もし手に入ればね。それがイデオロギーの恐ろしさ、人間性恐ろしさなんだ。」
これは人間の本質にある罪の力、自己中心性を表現している。

ポル・ポトは昔、カンボジア900万人の人口の時代に、
200万人近い人を粛清で殺したと言われている。
ヒトラーは600万人のユダヤ人を殺害し、
歴史的な独裁者の殺戮の歴史を上げれば枚挙にいとまがない。

深く考えさせられるお話をお聞きし、生きる意味を今一度見つめ直した一日であった。

かものはしプロジェクトの村田早耶香さんの活動に皆で協力しましょう。
私は精一杯ご協力していきたいと、心から思った。

夜、社員にも
「我々の仕事は社会的に大きな意味がある仕事である」
「坂本龍馬のような高い志で、
 自分の命をこの社会の様々な問題解決に向けて使っていこう」
とメッセージした。

私はこの生命を日本の社会のために使っていきたいと思っている。
また、国際社会の様々な問題の解決に、人材教育の観点で使っていきたいと思っている。

皆様の幸せを祈ります。

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青木仁志 Profile
アチーブメント株式会社
代表取締役社長
アチーブメントグループ
代表
青木 仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。1987年、選択理論心理学を基礎理論とした人材教育コンサルティング会社「アチーブメント株式会社」を設立、代表取締役社長に就任。創業スタッフ5名でスタートした会社は、グループ子会社6社を含めて、現在では140名体制へ。
著書は51冊、35万名以上に研修を行ってきた人材教育のプロである。専門分野は人材開発、キャリア開発、組織開発、営業力強化、選択理論心理学など。その活動の幅を広げている。
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