親子のかかわりにおいて、言葉よりも大切なこと

先日、息子と17日間の男二人旅に行ってきました。

「20歳になったら二人で旅をしよう」
息子がまだ幼い頃にした親子の約束を実現するための大切な時間でした。

当初は、1年かけて世界一周の旅をしながらゆっくり語り合おう
と考えていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、
今回は西日本3800kmの人との接触をできるだけ避けながらの車旅となりました。

貧しい家庭で育ち、17歳で早くに社会へ出た私が
どのように自らの人生の舵取りを行い、自己実現をしてきたのか、
人生について深いレベルで語り合いました。

道すがら「お父さんから一番勉強になったことは何?」と聞いてみると
いくつか項目を挙げて明確に答えてくれました。

その中でも特に印象的だった一つが「約束を守る」ということでした。

今回の旅も15年ほど前の口約束を守り実現してきたことですし
これまでも息子との約束を100%守ってきた自負があります。

つくづく思ったのは、親の生き方を子は見ているということです。
もし親が約束を破ることが当たり前であれば、子どもも約束は守らなくてもよいと
思うでしょうし、子どもたちが約束を破ったときに親が注意する言葉に力はありません。

言葉で子どもたちを導いていくことも大切ですが、もっと大切なことは自分自身の生き方、
在り方を通して子どもたちを立派な大人へと導いていくことです。

私はこれまで43万人以上の方に講演をしてきましたが
トレーナーとしても「生き方を通して教育をする」、つまり「何をしているのか」という
実践にこだわり、自分がやっていることだけを伝えてきました。

自分自身が実践していないことを、どれだけ上手い言葉で伝えても、
決して伝わることはありません。

生き方を通して縁ある人に肯定的な影響を与えられる
真の指導者・教育者を共に目指していきましょう。

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