2011年11月アーカイブ

昨日、本社の全体会議にて、いつものように社員にメッセージする機会があった。


111129shacho.JPG毎週月曜日、全社員が集まるこの会議では、
私の経営者としての考え方を伝え、
皆にこの会社で働く意味や意義を感じて欲しいと思ってメッセージしている。

 

今回は、良い会社とは何であろうか?ということを
社員に問いかけた。


きっと、良い会社の定義は十人十色で様々な意見が
出るであろう。私が考える良い会社とは、
この会社で働いていて、悔いのない人生を生きることが出来たと言い切れる会社であるかどうかということである。


悔いがない状態とは、自分の求めるものに対して、十分なチャレンジをし、努力をし、
求めているものが得られているという状態である。

 

弊社の採用は、学生の求めているものと、
PA110626.JPG会社が目指している方向性について徹底的にマッチングを
図っている。だからこそ、この会社のフィールドを拡張し、
社員の夢を叶えることは、私の目指していることでもある。

 

良い会社にするために、私は「社長」としての
役割を果たしているに過ぎない。

皆ひとりひとり、価値があって、
一人ひとりがこの会社の主役だと考えている。


だからこそ、たくさん意見を出して欲しいし、
そこからどんどん改善もしていく。

 

良い会社を決める要素は主観的な評価と客観的な評価があると思う。

良い結婚と悪い結婚も主観的な評価と客観的な評価があると思う。

家柄やその他の要素がすべてベストであっても、最終的に本人同士が良いと思わない結婚は失敗であろう。

 就職活動も合い通じるものがある。人がなんと言おうと自分は良い就職が出来て満足していると考える人もいるだろうし、どんなに良い会社であっても自分が良い会社と思わなければその就職は失敗である。

いつも私が自問自答することは、今、社員が悔いのない
働き方ができているかということである。


今後も社員の物心両面の幸福を追求していく。

相手がどう考えるかではなく自分は何をしてあげたいかという視点で経済的にも精神的にも豊かになれる経営を唯、粛々と推進していくことしか私にはできない。

私を慕ってくれている社員や会社の事業内容にぞっこん惚れている社員にとって弊社は本当に価値のある企業である。しかしそのように考えない社員がいるとしたらその社員にとって弊社の社会的な役割や社会に与えている影響力などはあまり意味を成さないものに変化していく。

現実と事実は違う。

私は自分の選択を正解にする人生を生きて来た人間である。

現在、同じ志をもった真の同志と共に働けていることを
心から感謝している。

 

 

先週の日曜日は、弊社で行った経営者と学生の交流イベント
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「リーダーズ・フォーラム」でラストメッセージを担当した。

このイベントは、素晴らしい経営をされている企業
7社の経営者をお招きし、
直接学生に対して日本の社会を背負うリーダーとして成長していくために
大切なことをメッセージしていただいた。
 
良い企業を知ったり、
学生に就職活動を進める上での判断基準を
作ってもらうためのイベントとして、
学生にとって大変有益なイベントになったと思っている。

当日は、先日の「ソーシャル・リーダーズ・サミット」に
ご参加いただいた学生の中で、
意識の高い100名以上の学生が集まってくれた。
終了時刻を過ぎても、そのまま話し込む学生も見られるなど、
大盛況に終わり、大変嬉しく思っている。


私も「今の社会に求められている良い企業とはどのような企業なのか」というテーマで
イベントの最後にショートメッセージをさせていただいた。

企業はその企業の経営者、すなわちリーダーの在り方によって決まってしまうものである。
リーダーとは、変革を創りだせる人のことであり、
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変革を創りだせるとは、
つまり思考でデザインしたことを行動によって
結実できる人のことであり、
価値の創造者でもあるとも言えると思う。

素晴らしい経営者やリーダーは、
皆、行動によって完結している。
 
逆に言えば、どんなに良いアイデアを持って
いても、
結果を作ることができなければ、
それは良い経営者・リーダーとは言えない。
 
適正な利潤を得なければ、
会社は潰れてしまうし、
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社員やその家族を守ることもできないからだ。

しかし、利益はあくまで「目的」ではなく「結果」である。
 
利益が最優先目的になってしまうと、
目先の数字が最優先になり、その結果、
企業として最も大切な存在理由、
すなわち社員の幸福や顧客への貢献、
協力会社、株主に対する長期的な貢献を忘れてしまい、
目先の投機や損得で仕事をすることにもなりかねない。
 
これでは結果的にお客様は離れていく。
 
あくまで企業経営は社員を幸せにすること、お客様の役に立つこと、
社会の役に立つことを目的とし、
そのサービスの対価として、
「後から利益がついてくる」という発想で、
とにかく自分がどうやったら貢献できるかを
一番に考えることが信頼される経営のコツである。
 
経営者に求められることはこの目的から目を離さず経営を貫くことだと私は考えているし、
少なくともアチーブメントは24年間そうやって経営してきた。

学生の皆さんは、就職活動が本格化すると、多くの社会人に出会うことになる。
ぜひ、本物のリーダーを見抜く眼を養って欲しい。
 
会社は規模が全てではない。
質を追求してその結果顧客に支持され発展して大企業になって行く道を選びたいものである。
弊社も今後大企業になっていくと思うがあくまでも質を追求し続ける所存である。
 
今回集まってくださった学生諸君には、
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悔いのない就職活動を
送っていただけることを期待している。

最後に、今回この企画に賛同くださり、
無償でスピーカーとして
学生に素晴らしいメッセージをしてくださった、
株式会社ハッスルジャパン 髙橋秀志さん、 
株式会社ウィルワン 松丸修さん、
株式会社レストラン スワン 作能小百合さん、
ライフマネジメント株式会社 松本隆宏さん、
株式会社セオリー 原誠志さん、
株式会社シェアードバリュー・コーポレーション小林秀司さん、 
アルファグループ株式会社 上岳史さん、
以上の7名の経営者の方々に心からの感謝申し上げ、本日のブログとさせていただきます。
先週土曜日、ピークパフォーマンスコースの修了後、
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東京にすぐに戻り、弊社がメインパートナーを務める
アチーブメント全日本F3選手権の年間表彰式に出席した。

昨年に引き続き、渋谷セルリアンタワーにて行われた
表彰式は、関係者やマスコミをはじめとして、
数百名が集まる
盛大なものであった。

私は、F3のカテゴリで活躍した選手に
一人ひとりトロフィーを手渡しながら、
彼らには、私が彼らと同じ年頃の時そうであったように、
がむしゃらに上を目指して欲しいと思った。
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アチーブメントはスカラシップ制度を設置し、
未来ある若者をサポートさせていただいているが、
やはり、成果の出るドライバーは、
単純に速いだけでなく、
周囲の協力を得られる人間力を身につけている。

確かにレースという最前線で戦うのは
ドライバーだけであり、孤独である。

しかし、ドライバーを支える数多くのチームメイトから
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「絶対に勝たせてやりたい」
「彼を上のランクのレースに行かせてやりたい」
と思ってもらえるドライバーこそが、
本当に実力を発揮し、
成果を残すことができる。

今回表彰されたドライバー達が、
さらにテクニックと人間力に磨きをかけ、
いつの日か日本を代表するドライバーとして
世界を舞台に活躍してくれることを
祈っている。

先日より、大磯プリンスホテルにて
image215.jpegピークパフォーマンスコースの講師を務めさせて
いただいている。今回はお忙しい中63名の
受講生の方に全国からお集まりいただき、講座を
開催することが出来ている。

 

先月、「27万人を研修したトップトレーナーの心に響く話し方
という書籍を出版させていただき、
その中でも述べさせていただいているが、
人生はプレゼンテーションの連続である。


仕事の交渉も、講演も、両親におもちゃをねだる子供も、09302342_4e85d54bcd76a.png
プロポーズも、全てがプレゼンテーションである。
相手の心に響くプレゼンができるか否かで大きく人生が変わっていく。
人は誰でもセールスマンである。

一生涯、人は誰かに何かを売り込んで生きていく存在である。

先生は勉強をすることがいかに人生で役に立つことかを

子どもたちに売り込み、

恋愛においてはパートナーに自分がいかに相手を幸せに

できる存在かを売り込み、

政治家も政策を信念をもって売り込むことが出来なければ何事も成就しない。

人生はプレゼンティーションの連続である。 

このピークパフォーマンスコースは、スタンダードコースから始まった思考と行為を一致させ、

物心共に豊かな人生を実現する技術をパワーパートナーに伝えるレベルまで高めていく講座である。

成功は自分から始まり他の人々への具体的な貢献で完成する。


是非、このプレゼンテクニックをご体得いただき、
日々の実生活の中でも、活かしていっていただきたい。

 

受講生の方のお一人お一人の思いを伺っていると
とても感慨深いものがある。


誰もがかけがえのない大切な人を思い、
その人の幸せや成功のために様々な努力をしている。
参加者の皆様方の渾身のプレゼンテーションを聞かせて頂き、

互いの出逢いに感謝の念が心の底から湧きあがってくるのを感じている今である。

 

日々この仕事で生かされていることに
心から感謝。

 

私の友人でもあり、弊社の受講生でもある、いのうえ歯科医院院長の
井上裕之先生が新たに書籍を出版されたのでご紹介したい。

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というタイトルで、
前作「30代でやるべきこと、やってはいけないこと」を含め、
シリーズ15万部突破というベストセラーになっている。

50代、60代を前にした40代の過ごし方は非常に重要である。
20代、30代の経験を40代で開花させられれば、
その後の人生を大きく飛躍させることができる。

井上先生は、ご自身の経験や数多くの学びの中から、
「やるべきこと」だけでなく、
「やってはいけないこと」を事前に防いでいく
という観点からも、
より良い人生を歩むための方法を説かれている。

また、11月30日までは、
さらに動画セミナーやコーチング動画を
見ることができるキャンペーンを行なっているそうなので、
ぜひご興味のある方は早めにご購入してくださるとうれしいです。

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「40代でやるべきこと、やってはいけないこと」
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先日、弊社顧問であり、アメリカのNASAで活用されている組織診断ツールである
「4-Dシステム」を開発したチャールズ・ペレリン博士が来日され、高輪台のフェリーチェで昼食を共にした。

ハッブル宇宙望遠鏡の船外修理ミッションを
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成功に導いたのペレリン博士である。
 
ハッブル宇宙望遠鏡は当初、
鏡の端のわずか0.002mmの歪みにより、
性能を予定の5%しか発揮できなかった。
しかし、船外修理によって当初の予定を上回る性能を実現し、
天文学史に残る数多くの成果を残した。
 
現在、NASA出身のペレリン博士が「4-Dシステム」で
行おうとしていることは、
組織の「コンテクスト(文化、風土)」を改善し、
人的ミスを未然に防ぐことだ。

この日は弊社取締役の佐藤英郎氏と共に
組織のリーダーシップについて、
本質的なお話を聞くことができた。

私も研修や講演の中で水槽理論という話をすることがある。
水槽の中の魚が病気になったとき、
いくら魚を治療しても、水質自体が悪ければ、
魚はまた病気になってしまう。
ここで大切なことは、魚を治療したり病気にならないように強くすることももちろんだが、水質、つまりこのたとえでいうところの組織の風土や文化を改善しなければならないのだ。

その後、社内の会議を終えて、
夜は法政大学にて第2回の「経営者論特講」の教鞭を
取らせていただいた。
 
組織は長の影でもある。
 
社会を変革する素晴らしいリーダーを数多く輩出できるよう、
これからも全力を尽くしていく。

先日、アジアの教育シンポジウムであるASTD-STADA
macau1.JPGのためにシンガポールに2日間滞在した後、
飛行機の遅延の関係で、タイのバンコクで一泊し、翌日、マカオグランプリを観戦することができた。

 

マカオグランプリは、1周6.2kmのコースとなっており、
マカオ市内を疾走する世界的に有名なグランプリだ。


弊社がアチーブメント全日本F3選手権として、日本国内のF3協会のメインスポンサーにならせて頂いていることもあり、今回もF3協会の理事を務めている株式会社DTMの土居さんと共に観戦した。

 

F3の最終レースは2度もセーフティーカーがmacau2.JPG出動する、手に汗握る荒れたレースとなった。
ハプニングだらけのレースであったが、どのチームも何が何でも優勝を勝ち得たいという意地とプライドをかけてこのレースに臨んでいることが手に取るように伝わってきた。

私もすっかりマカオGPの魅力に魅せられてしまったようだ。

 
今回は激戦の中、日本から参加した関口雄飛選手(ミュッケ)が第4位に入賞する素晴らしい活躍を見せてくれた。


彼はアチーブメント全日本F3選手権のCクラスでもmacau3.JPG
優勝を飾った非常に優秀な選手だが、
この成果をもってさらに大きな成長を
遂げてもらいたいと思っている。

 

あっという間の5日間の旅であったが、
とても収穫のある有意義な時間となった。

 

 


 

本日は先日参加した、アジアの人材教育カンファレンスである
基調講演.jpgASTD-STADAについてご報告させていただきたいと思う。

 

本カンファレンスにおいて、私は2つの基調講演と
3つの個別セッションに参加させていただいた。
今回は全体テーマとして、教育におけるソーシャルメディアの活用と、
また、アジアでの人材開発の方向性について
最新の考えが述べられていた。
また、グローバル企業、多国籍企業の活躍が叫ばれる中で、
アジアの人材の能力開発の必要性について
述べられているものが多くあり、非常に勉強になった。

 

ASTD-STADAは講演と同時にエキスポも開催されるのだが、
今回は33のブースが出展され、ASTDでおなじみの
80くらいあるセッション.jpg世界一流の教育企業から、今勢いを増しているアジアの企業
などの出展がみられ、興味深い内容であった。

 

参加者の層としてはアジアの地元のマレーシア・シンガポール・
タイなどの近年の経済成長が注目されている国の積極的な参加がみられた。
アメリカのASTDは企業の人事や、教育担当者、
フリーランスのトレーナーが主な参加者層であるが、
今回のASTD-STADAは民間企業の担当者にとどまらず、
政府機関などの参加者が目立ち、アジア諸国が今国を挙げて
教育に力を入れていることを物語っているようであった。

 

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私の泊まったホテルは、今CMでもおなじみのとまったホテル.jpg
大きな船が乗ったホテルであった。
近年建設されたともあって非常に素晴らしい造りであった。

 

シンガポールの活気づいた街並に、
大いに刺激を受けた旅であった。

 

 


 

先日より世界的な人材教育の

ASTDSA1.JPGカンファレンスであるASTD が
STADA (Singapore Training & Development Association) と

共催した、ASTD-STADAというアジア圏の

教育カンファレンスに参加するため

シンガポールを訪れている。

 

本家本元のASTDは毎年5月にアメリカにて

開催されており、弊社は2008年から社員研修の一環として

参加しているが、今回アジアでASTDが初開催されるということで、
国際ビジネス開発部の社員と、
企画マーケティング部の責任者と共に参加している。

 

今回のASTD-STADAは
"Real World Human Capital Development Solutions
ASTDSTADA2.JPGfor the New Asia Pacific Economy"
(新アジア太平洋経済のための実世界人材開発ソリューション)
をテーマに、主要9テーマについて、ASTD スピーカーに加え、
シンガポール、マレーシア、インドネシア、インド等の実務家・

研究者・コンサルタント等による約60のセッション、

3つの基調講演が行われている。

 

アメリカのASTDよりはもちろん規模は小さいが、
カンファレンスはとても活気に溢れ、
今勢いを増しているアジアの教育意識の高さを
感じることができた。

 

追って、様々な収穫をご報告させていただきたい。

先日は、社長会会員の方を対象に理念経営勉強会の講師を務めた。
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理念経営勉強会は、理念経営を共に学ぶ経営者同士の研鑽の場である。

「経営者のリーダーシップ」が今回のテーマである。

リーダーは明確なビジョンを示し、
それに向かって社員の心をひとつにしなければならない。

先日、日本航空の中間連結決算が発表され、
日本航空は通期連結営業利益目標を757億円から1400億円に引き上げた。
中間連結決算での営業利益は1000億円を超え、
半年で通期の営業利益目標をクリアしてしまったのである。

日本航空の再建を引き受けた稲盛和夫会長の率いる日本航空は、
来年度中の再上場を目指しているが、
これだけの見事なV字回復をさせている経営陣のリーダーシップには
目を見張るものがある。

そのV字回復のための社内の意識改革のため、
日本航空には「意識改革推進本部」という新設部署ができ、
時に稲盛氏自らが社員教育を行なっているそうである。
まさに経営者のリーダーシップだと私は非常に感銘を受けた。

良い経営者は最終的に、良い意味での公私合一が起こる。
 
それは、自分の価値観と会社の価値観がひとつになり、
自分の経営する企業体が自分の考え方そのものになっていくということだ。

誠実な文化を持つ会社の社長は、プライベートでも誠実な人柄であり、
信頼できる会社の社長は、プライベートでも信頼たる人物なのだ。

だからこそ、企業の経営者は会社の理念だけでなく、
自分のライフデザインもきちんと明確にしなければならない。

自分の人生で目指すものと、会社が目指すものが一致している時、
経営者は本気で会社の経営に取り組むことができる。

私も選択理論を基にした高品質の人材教育を通して、
いじめ・差別のない明るい社会を実現したいと
本気で思っている。
 
その思いの源には、私の幼少期からの経験があり、
私の「社会をより良いものにしていきたい」という思いに共感してくれた学生たちが
アチーブメントに入社してくれることで、
理念を同じくする者同志の強い組織が出来上がっていくのだ。

理念経営勉強会の後には、
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弊社顧問で、
元キリンビバレッジ株式会社代表取締役社長である
阿部洋己氏を講師に迎え、
「KIRINで学んだマーケティング志向と経営」
と題して講演を頂いた。
 
阿部氏は1996年にキリンビバレッジ株式会社の
代表取締役社長に就任し、
「FIRE」や「生茶」などのヒット商品を生み出した。

社長会の会員の方であれば、弊社の会員サイトMARCにて
映像配信がされるので、
ご出席頂けなかった方にもぜひご覧いただきたい。
 
いつも思うことだが会社は経営者以上にはならない。
 
経営者の求める心まで会社は発展する。
 
今このブログを私はシンガポールで書いているが、シンガポールで開催されている人材開発に関する世界的に実績のあるイベントに勉強の為に参加しているところである。
 
もっともっと勉強してもっともっと会社を発展させて社員と家族と日本社会に貢献したい。
 
成功は愛である。
 
これからも経営者の方々に良い情報を提供していきたいと考えている。
その為にも私が常に先頭に立って学び続けることが成功の必須条件である。
 
それを忘れなければ何があっても会社は存続できるものである。
将来の後継者にもその姿勢を求めていく。
先日の火曜日より、
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本年度の法政大学大学院政策創造研究科にて、
私が客員教授として担当させていただいている
授業がスタートした。
 
経営者論特講という法政大学の大学院生を対象にした
この授業は昨年に引き続き2年目に入った。

この授業では、私の25年間の経営者としての経験と、
人材教育コンサルタントとして約3000名以上の経営者を含む
27万名以上の研修講師経験から抽出した実践的ノウハウと、
経営分野における様々な研究知見を組み合わせて講義を展開させて頂いている。

先日は初回の授業であったが、
様々な学生が集まって下さって感謝している。

今年から、静岡サテライトキャンパスへの中継も始まったが、
遠隔授業という環境にも関わらず、
前向きな学生達が授業に参加してくれた。
ありがたいことである。

3ヶ月間で8回という短い期間ではあるが、
P1120092s.JPGお世話になっている
法政大学大学院政策創造研究科教授坂本光司氏、
そして客員教授として迎えてくださった
法政大学へご恩に少しでも報いるため、
全力で講義を行う。


また、坂本光司教授がこの度、
弊社にて講演をしてくださることになったので、
そちらもご紹介させていただきたい。

「大切にしたい会社は、なぜ新卒採用を大切にしているのか~妥協しない人財採用~」
と題し、3部構成で新卒採用の重要性と意義、
価値から実際の採用のノウハウまでお伝えするセミナーとなっている。

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第一部をご担当いただく坂本光司教授は、
6000社以上のフィールドワークを重ね、
「日本でいちばん大切にしたい会社」は
シリーズ50万部を突破するベストセラーとなっている。
坂本教授は会社の最も重要な機能は教育機能だとおっしゃっている。
新卒を採用し、社会に必要とされるリーダーとして
育てることで、会社も結果として社会に必要とされる会社となり、
社会とともに発展していく会社になる。
6000社のフィールドワークを重ねた経験の中から、
「大切にしたい会社はなぜ、新卒採用を大切にしているのか」
と題してご講演いただく。

弊社の受講生でもあり、第二部の講師を務めていただく
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坂田健氏は、ハンバーガーショップ「Rバーガー」などを
展開する株式会社アールキューブの代表取締役社長である。
お父様から継がれた会社で、
最初の仕事がリストラという厳しい状況からスタートしながら、
今では毎年増収増益増員を続けている素晴らしい経営者である。
今は法政大学大学院坂本研究室のゼミ生として、
経営の研究もされている。
坂田氏には、「事例発表:新卒採用に踏み出すための決意と方法」
と題して御自身の成功体験を盛り込んだご講演いただく予定である。

第三部は、8年前に弊社の新卒採用の仕組みを創り上げた
トレーニング&コンサルティング部マネジャー兼トレーナーの近藤悦康が担当する。
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弊社は新卒採用を開始して
2年目にはエントリー数1万名を超え、
今ではお陰様で2万3千名の学生がエントリーしてくれる会社になったが、
スタート時点でわずか26名足らずであった
弊社の採用の仕組みをつくりあげた立役者が近藤悦康である。
 
今では新卒採用のコンサルタントとして全国を奔走し、
数多くの採用を成功させてきたノウハウを
「新卒採用を成功させる非常識な成功法則」として皆様にもお届けする。

新卒採用でより良い人材を採りたいとお考えの経営者の方や、
新卒採用に迷っている方には、自信を持っておすすめできるセミナーである。

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「大切にしたい会社は、なぜ新卒採用を大切にしているのか~妥協しない人財採用~」
【日時】2011年12月12日(月)  14:30~17:30 (開場 14:00)
【会場】アチーブメント高輪研修センター
【参加費】
前売:5,000円 (税込 12/5までにご入金が完了された方)
一般:7,000円 (税込 12/10 AM11:00まで)
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先日、弊社の受講生であり、住宅業界で
青木・塚本・並木.JPG大きな成果を出していらっしゃる
株式会社SturdyStyle代表取締役の塚本光輝さんと、
同じく受講生でホームシアターや防音室の設計、施工
を行う株式会社Budsceneの代表取締役の並木勇一さん
と一緒に矢沢永吉をコンセプトとしたバーで
ご一緒させていただいた。

 

私が矢沢永吉さんのファンのため、塚本さんに紹介いただいた
店だったが、矢沢永吉さんの衣装やギターが展示され、
年表なども張り出してある店そのものが矢沢博物館のような店だった。

 

本日は、ご一緒した受講生の並木さんのお話にとても感銘を受けたので
矢沢壁面.JPG是非ご紹介したい。

 

並木さんは、3月11日の東日本大震災を受けて、
ご自身のホームシアターの設計の仕事通じて何か被災地に
貢献できないかと考え、「にじいろシネマ」という活動を
開始されたそうだ。

 

にじいろシネマとは被災地に移動型の映画館を設置し、
被災者の皆さんに無料で映画鑑賞を提供するというものである。
5.1chのサラウンドシステムや、130インチのスクリーンを
利用するなど、本格的な音響と映像にこだわっている。
この実現企画のまでは、なかなか映画会社の協力をもらえなかったり、
ボランティアの受付にて「映画より食料を運びなよ」と
言われるなど多くの壁があったそうだが、
並木さんの信念が、多くの大手映画配給会社を動かし、実現したという。
被災者の方からは、喜びの声が多く聞かれ、
多くの方から要望をもらうプロジェクトに発展しているそうだ。

 

3月の未曾有の大震災を受けて、自身の持っている資源を活用して、
被災者の方に笑顔を届けようとしている姿勢に
私はとても感銘を受けた。今後とも是非こういった
素晴らしい活動を続けていただきたいと願っている。

 

是非みなさんにもにじいろシネマの活動を応援していただきたい。

矢沢永吉さんの店を紹介してくださった塚本さんに心から感謝しています。


 

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にじいろシネマ http://nijiirocinema.com/
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先週の日曜日、横浜関内ホールにて、
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Social Leaders Summitという約1000名の
未来ある学生を集めたイベントが行われた。

私も学生のプレゼンテーションを聞き、
また基調講演でメッセージさせていただいた。

学生のプレゼンテーションは
どれも素晴らしく、とても感動した。
「人は確かに過去の産物ではあるが、
自らが選択しない限り、
決して過去の犠牲者になることはない」
これは選択理論を提唱する
ウイリアム・グラッサー博士の言葉であるが、
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まさにそのとおりだと思う。
私も幼少期、継母からの訓練を受けたが、
今ではそれに感謝している。
その経験があったからこそ、
今の人材教育の仕事に価値を感じることができているからだ。

プレゼンテーションを行った学生たちからは、
様々な過去を持ちながら、
それでも未来に向かって歩もうという強い決意と信念を感じた。
来場していただいた学生の皆さんにも、
同年代の学生の社会に出る上での思いに触れたことで、
改めて自分の人生や今後の人生を見つめる
きっかけとしていただければ私も嬉しく思う。

20代の前半という若さは大変な武器である。
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確かにこれから就職活動や
社会人になっていく中で、
たくさんの挫折や、壁にぶつかることもあるだろう。
それでも、今56歳の私からメッセージできることは、
自分の人生の理念を確立し、ビジョンを描き、
それを具体的な目標に落としこみ、
どうしたらそれを成し遂げられるかと計画を立て、
最後はとにかく行動する、
これによって私は人生を切り開いてきたということだ。

学生の皆さんの人生は一度きりであり、
新卒としての就職活動も一度しかないのだ。
ほんの数ヶ月の就職活動で生まれる差は小さいかもしれない。
しかし、そこで出来た小さな差は、積み重ねると10年、20年後には
埋められないほど広がってしまう。

将棋は、終盤には打てる手が減っていく。
序盤でどれだけ磐石な体制を作れるかがその後の戦いを決めていく。

人生も将棋と同じく、序盤が重要だ。
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参加した多くの学生は
これから本格的な就職活動に臨むはずだ。
私は教育によってこの世の中に貢献していくことを選んだ。
学生の皆さんも、自分が何をもって世の中に貢献できるのか、
自分がどんな将来を作りたいのかを、
ぜひとも真剣に考えてもらいたい。

私は、人は人によって磨かれると思っている。
学生として、多くの素晴らしい経営者や
人生の先輩に出会えることは
皆さんにとってかけがえのない経験になるはずだ。
 
多くの人に出会い、自分の人生を真剣に考え、
悔いのない就職活動、
悔いのない人生を自ら選択してくれることを願っている。

先日、『頂点への道』講座スタンダードコース
ASSぜんたいぞう.JPG第534期が開催され、150名以上の方にお越しいただいた。
時間は、お金であり、命でもあるといわれるが
そのような貴重な時間とお金を割いてお越しくださった皆様に
心から感謝している。

 

このスタンダードコースの中では、「代価の先払い」の
お話をさせていただくことがある。


成果は、何かを差し出さなければ得られないということである。
代価の先払いはこの世に存在する原理原則であるように思う。

 では、私たちは成功するために、何を差し出すのかということが問題になってくる。
ある人は時間を投資するであろうし、お金を投資する人もいる。
労力や、自分への負荷を投資する人もいると思う。
その成果に見合った代価の先払いをした人が
望む成果を得るのである。

 

講座の中では代価を先払いし、
確実に成功を手にしていただきたいとお伝えしている。

最も確かな投資は、自己投資である。

自分に対する投資は必ず成果が出るからである。

だからこそ、私は常に継続的に自己投資し、
自己の能力を高めることの大切さを実践を通してお伝えさせていただいて来た。

今回、スタンダードコースで3年で6回の受講を
榎本裕久美様、高橋智仁様が達成された。

 継続は力なりである。

 

橋本裕.JPG高橋智.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、代価を払ってお客様のために
貢献してくださったアシスタントの方をご紹介したい。

 

左から
多々良 真大様、矢上 尚武様、段原 尚輝様、遊佐 武文様、
山崎 守様、三橋 由寛様、大塚 伸宏様、早瀬 徹様、古守 寛文様、
貞熊 茂治様、鈴村 直宏様、森下 万祐子様、新居 範子様、霍田 陽子様、霍田 薫様 

 

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今回も受講生の皆様にまごころで尽くしてくださり心から感謝している。

 

皆様の望む成功を得られることを願って、今日のブログとする。

 

 

先日の土曜日、弊社もスポンサードさせていただいている、
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レーシングドライバーの佐藤琢磨選手と
「トップを目指せ!」と題した講演会を開催した。

佐藤琢磨選手の講演は素晴らしい内容だった。

幼少期からカートレースなどの経験を積むことが
ほとんどのモータースポーツの世界で、
20歳からモータースポーツに挑戦した琢磨選手には、
おそらく周囲から「無理だ」「無駄なことをするな」といった言葉も
たくさんかけられたはずだ。

それでも、1987年の秋、10歳の頃に鈴鹿サーキットで観たF1レースの
「カラフルで、エネルギッシュな記憶」への憧れから、
挑戦を続け、20歳から5年で見事F1の舞台にデビューした。
1987年10月といえば弊社が創業した時である。
社員5名で池上線長原で創業したアチーブメントはマンションオフィスの一角からスタートを切った。
奇遇である。
同じ時期に佐藤琢磨氏は10歳でF1を夢見て歩みだし、私は32歳で世界最高峰の人材教育コンサルティング会社のスタートを切った。
アールナイチンゲールの言葉に「人はその人が考えている通りの人間になる」という言葉があるが、佐藤さんは日本を代表するレーサーになり、私は日本を代表する人材教育コンサルタントの一人になった。
思考は現実化するという言葉は私にとっては真実である。
この世の中には「思い通りいかないことは沢山ある。
 
しかし、それを目指して努力したり、
色々な人の力を借りると、チャンスを引き寄せ、実現領域が広がっていく。
思いもよらない運を引き寄せることも多々ある。
 
「何もしないよりは、とにかくアタックしてみる方がいいと僕は思う」
 
と語る琢磨選手の、そのひたむきな姿勢にこそ、
F1の世界まで上り詰めた成功の秘訣がある。


「目標や戦略も、もちろんとても大切だけど、まず夢や情熱がないと何も始まらない」

一見不可能に見えることでも、自らチャンスを広げ、
道を切り開いてきた琢磨選手ならではの、非常に深い言葉であった。

改めて、より高い成果を目指す者、世界の最高峰を目指すということには、
分野にかかわらず共通の原理原則があるのだと感じた。
佐藤琢磨選手は、ドライビングテクニックが
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ずば抜けているだけでなく、
人間としても素晴らしい方だ。
そうした人間性こそが多くのファンを魅了し、
たくさんの協力を得られる所以である。

世界の舞台で今も活躍し続ける
佐藤琢磨選手と対談することができ、
非常に充実した一日であった。

来年も米国での佐藤琢磨選手の活躍を楽しみにしている。

本日は、私のブリタニカ時代の後輩であり、
和田1_~1.JPG現在講演家として、また著者として累計100万部を超える実績を出せれレギュラーラジオ番組を持つなど大活躍されている和田裕美さんのイベントについてご紹介したい。

 

和田さんは、ブリタニカにて142カ国で年間世界2位の実績を誇るプロセールスパーソンとして活躍され、その営業経験を活かして、営業、コミュニケーション分野の研修講師もなさっているが、年に1度、東京と大阪で今まで延べ9000人以上が受けたセミナーイベントを
開催されている。私も以前参加させて頂いた。

今年も12月11日のイベントに招待されているので参加させていただこうと思っている。

 

今年の5月に私も和田さんとご一緒に営業セミナーを
開催させていただいたが、大変好評であった。

 

今回は「Everyone Smile あなたの人生を変える『7つの力』と2つの決意」
というテーマで講演イベントを行うそうだ。


興味のある方は是非ご参加してみてください。

お薦めします。

 

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和田裕美 わくわく伝染ツアー2011
"Everyone Smile" 
あなたの人生を変える『7つの力』と2つの決意

【大阪】2011年11月26日(土) 午後2時半~5時半(予定)
場所:「メルパルク大阪」(新大阪)

【東京】2011年12月11日(日)
第1回:正午~午後3時(予定)
第2回:午後5時~8時半頃(予定)
場所:「ニューピアホール」(竹芝)
http://www.perie-net.co.jp/2011/08/wakuwaku2011.html
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先日、弊社の受講生でもあり、
有限会社メビウス 代表取締役の吉澤ゆかさんの
「1本線ノート術」の出版記念講演会があった。
吉澤さんのノウハウは、
「ノートに縦に1本の線を引き、
左にインプットした情報、
右にアウトプット(アイデアや自分の取るべき行動)
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と期日を書く」
という非常にシンプルだが、実践的なものである。


ヒルトン東京で行われた出版記念講演には
40名ほどの方が集まり、大変盛況であった。
これだけ多くの人に愛され、
応援される吉澤さんの大変前向きなお人柄に、
改めて感銘を受けた次第である。

吉澤さんのメッセージもとても素晴らしく、
改めて、思考を行動によって実現していくことの
重要性に共感するとともに、
具体的なノートの活用術をお聞きし、
改めて大きな学びがあった。

この処女作を発刊されたことをきっかけとし、
JPSA認定ベーシックプロスピーカーとしても
さらなる飛躍を祈っている。

弊社の学びを続けながら、
こうしてご活躍される方が増えていくことは、
私にとっても大変大きな喜びであり、
非常に充実した一日であった。
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今回、入社11年目の中野銀次郎君と
NKN1.JPG弊社の子会社であるアチーブメントダイニング株式会社の経営する高輪台フェリーチェで昼食を共にする機会があった。

彼は長年のキャリアを活かして現在トレーナーとして
活躍している。

 中野銀次郎君は、もともとスキーのモーグルという競技で、
全日本のチャンピオンとなり、
全日本のコーチも担当していたというキャリアの持ち主で、全日本スキー連盟においては、かなり著名な存在である。
スキー雑誌のスキージャーナルや他のスキー専門誌にも取り上げられ、日本のモーグル界の草分け的な存在といっても良い人物である。

 

彼と私は11年前に出会い、弊社に入社を決意してくれたが、
当時のアチーブメントは社員20名程度の小さな会社であった。そのような小さな会社に彼は入社して来てくれた。

営業、総務、経理など様々な部署を経験し、
それこそ決算のときには三日三晩徹夜して仕事を終わらせるなど、
中野銀次郎君は、アチーブメントという会社にとって、
なくてはならない存在として、会社を支えてくれた人物である。

 

その彼が、トレーナーとして第一線で活躍していることは、
NKN2.jpg仲間みんなの喜びである。
もともと、彼がここまで色々な葛藤を経験しながらも
その葛藤を乗り越え、継続し、トレーナーになるという目標を達成できた秘訣はどこにあるのか。

先日昼食を一緒にとりながらいろいろ話をしてみたが、
その中で気づいたのが、彼自身の自分に対する高い自己概念である。

 

"自分はできるという思い込み"が彼の目標達成の本質にある力であった。
過去スキーの全日本のチャンピオンになり、
モーグルという分野のスペシャリストとして、
自分の人生を切り開いてきたという実体験は彼の大きな財産であった。

 そして、もっと遡ると、
彼の曽祖父が中野金次郎という名で日本通運の
創業者お一人であり、彼の父も素晴らしい教育を受けた、
高い自己概念の持ち主であったということである。 

彼自身もしっかりとした教育を受け、
その高い自己概念ゆえに、スキーの道で
プロの道に入ったということである。
そのキャリアを聞いて、私は彼を支えているのは、
自分に対する自信、つまり、「できる」という
親から受け継いだ思い込みであると思った。

 

自分という人間に対して、最後の最後まで
信じていけるそういう強さが彼の中にあるということを
今回再確認することができた。

そして、スポーツの分野でも、
彼が言ったことだが、モーグルの世界でも"もうちょっと"辛抱すれば、
大きな花を咲かすことができるのに、小さな怪我で挫折をしたり、
人間関係で挫折をしたり、結果的に自分の可能性を
大きく開花できずに終わってしまう仲間が
たくさんいたということである。

 

最後の最後は、やはりまさに辛抱する木に花が咲くのである。
自分自身トレーナーになりたいという思いをもって、
そして、その思いにむかって着実に努力し続けてきた
中野くんに本当にこれから、大きく期待をしている。

 

先日行われた、弊社顧問の阿部洋己先生と、
友人でもある株式会社フォーバルの大久保秀夫会長の
出版記念パーティーで、現在のキリンビバレッジの前田仁社長が
おっしゃっていたことを中野君と話しながら思い出した。

 

前田社長の言葉で、
今やっていることに幸せを感じられる人生が幸せな人生である
という言葉があった。これはとても深い一言である。
そしてさらに、「与えられた仕事を楽しむことが大切である」
ともおっしゃった。

 

与えられたことを完遂すること。
ここに組織人としての成功者の姿があるのである。

 

自分のしたいこと、自分のやりたいことだけにフォーカスし、
葛藤の中でだめになっていく若い人が多い中、
自分でも気がついていない良いところを
上の人は見てくれているかもしれない。
だから、組織人として上司からの期待に応えられるように
与えられた仕事を全うしていく。
このことが大切だと前田さんはおっしゃった。
与えられた仕事をやりきって人は成長するのである

 私自身もまったく同感であった。
中野くんのキャリアを振り返ってみると、
華やかではないかも知れないが、堅実で地道なキャリアであり、
一歩ずつ着実に会社と共に発展していくキャリアであった。

 

そして家族を守り、仲間を守り、
自分に縁あるお客様に対して誠実さを突き通していく。


そんな人生こそ、ビジネスマンとして立派な
生涯であると私自身確信をもった次第である。

 

今後の彼の更なる飛躍に期待したい。

先日の大久保会長、阿部先生の出版記念講演会の時に、
フォーバルの大久保さんがおっしゃった言葉がある。

「経営の本質は、社会性を第一にしなければならない」
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私もまさにその通りだと思う。
 
これからは規模の大小ではなく、
社会性のある企業こそが世の中に必要とされ、
生き残っていく時代になると確信している。

社会性がある企業とは、
事業を通じて社会の問題を解決できる企業、
人々の人生の質の向上に寄与できる企業ということだ。

それは製品やサービスをお客様に提供することや、
社員の生活を守り、自己実現の舞台を提供すること、
国家に対してきちんとした納税をすることによって表現される。

また、同じく先日の出版記念講演会でご登壇いただいた
キリンビバレッジ株式会社代表取締役社長の
前田さんの言葉も非常に印象的であった。

「競争相手を間違ってはいけない。
真の競争、競合相手は他社ではなく、世の中の変化であり、世の中の人々のニーズ、ウォンツである」

これこそ、キリンビバレッジが一部上場企業として社会に求められる
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企業で在り続ける秘訣だと思った。

私どもアチーブメントは、人材教育コンサルティングカンパニーとして社会に貢献していく。
他社と比較するのではなく、常にお客様に向かって仕事をする。
社内のイノベーションに力を入れ、常に顧客にとって最善最高のパートナーで在り続ける。
これが生成発展の秘訣である。

社員ひとりひとりに人材教育コンサルティング事業の持つ社会的な価値を胸に、
誇りをもって仕事をしてもらいたい。
 
これからの社会は社会貢献企業が発展する社会である。
貢献こそ最大のテーマである。
先日、福岡にて、「達成力を高める5つのステップ」が
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開催された。
お忙しい中、200名近い方々にお集まりいただき
とても嬉しく思っている。

私はこの特別講演会「達成力を高める5つのステップ」の中で、
「セルフカウンセリング」の重要性について
お伝えさせていただいている。

【セルフカウンセリング】
1.私は何を求めているか?
 私にとって一番大切なものは何か?
 私が本当に求めているものは?
2.その為に今何をしているのか?
3.私のとった行動は私の求めているものを手に入れるのに効果的か?
4.もっと良い方法を考え出し実行してみよう。

現在の行動が、自分の求めているものに
効果的かどうかを常に意識することが目的、目標達成の
秘訣である。
日々の生活の中で忙しさに負けてしまうと、
ついつい自身のありたい姿が見えなくなってくるものである。

だからこそ、朝早くおきて、目的目標を確認し、
セルフカウンセリングを行って自分の思考と行為を
コントロールしていく習慣が重要なのである。
毎日のセットアップがその日のコンディションを決定する。

今回ご参加いただいた皆さんにも、是非明日から
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セルフカウンセリングを実践いただき、目的目標達成に向かい最善を尽くしていただければ必ず良い成果は出ることであろう。


翌土曜日には大阪にて「心に響く『話し方』」の
出版記念講演会「伝わるプレゼン10ヶ条」を開催した。

先日も学生向けに伝達力の本質を伝える機会があったが、
伝達力の差はその人の人生を大きく左右する。

伝達力とは、人に思いや物事を伝え、人を動かす力であるが、
自分中心の考え方では絶対に伝わらない。

一見矛盾しているようだが、
「自分が、自分が」と自分中心の考え方のメッセージなど
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誰も耳を傾けない。

相手の望みを叶えることで、自分の望みを叶える。

これが伝達力の究極の形である。

この日も多くの方に足を運んでいただき、
こうしてメッセージさせていただけていることに
感謝の日々である。
先日の木曜日には、伝達力の本質について、
学生向けにメッセージする機会があった。

彼らは今年の夏に弊社のサマーインターン「ZERO」に参加した学生たちで、
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100倍を大きく超える倍率の選考を通過した人材だ。
彼らは今、11月13日に開催される
の運営の中心メンバーとして、企画の最終段階にいる。
このイベントは、1000名の学生を集め、
「これからの日本の社会を背負うリーダーを育成する」場を
作ることを目指し、
彼らの中からも、そのリーダーの一人として
1000名に対してプレゼンテーションする機会がある。
そこで、私から伝達力の本質について
レクチャーさせていただいた。

伝達力の本質とは何だろうか。
それは目に見えないどうしても伝えたい「思い」にある。
話し手がどのような目的を持って何を伝えたいか、
何を目的に話すのか。これが最も重要である。

例えば、一見厳しくても、
生徒の将来を真剣に考えている教師と、
一見人当たりが良さそうでも、生徒の成績によって生徒の扱いが違う教師がいる。
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本人がどんなに上手く取り繕っているつもりでも、
その内側にある教師の価値観というものは
生徒に伝わっているものである。

そして、話し手は決して聞き手を変えることは
出来ないということも理解しなればならない。
 
人は自分の内側からしか変わらない。
 
話し手に出来ることは、相手が気づきを促したり、
内発的動機付けに働きかけていくことだけである。

そのためには、いかに聞き手との関係性を築くかが重要である。
 
話のスタートで最初の「つかみ」は非常に重要だ。
良いスタートが切れれば、話の流れを作りやすくなる。
しかしそれだけでなく、イメージしやすい例え話を入れるといった内容の工夫や、
プレゼンテーションの場の雰囲気作りや登場の仕方、第一声の印象など、
できる準備は全て完璧にしてプレゼンテーションに望まなければならない。

11月13日は私も、短い時間ではあるが
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学生に対してメッセージさせていただく。
 
彼らが、自力で1000名の学生を集めようと必死で努力してくれていることに
少しでも力になりたいと思っている。
 
そして、13日、この場に集まった1000名が
社会のリーダーとして羽ばたいていくことを期待している。
今の日本に一番求められていること。
それは明治維新の時のような真のリーダーの出現である。

ぜひ、多くの学生の方に足を運んでいただきたい。

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◆Social Leaders Summit 2011 『to the Legend』◆
◆イベント詳細&申込は公式HPから:
◆実施日:2011年11月13日(日)18:30~21:30(17:45開場)
◆場所:横浜関内ホール
    アクセス⇒http://kannaihall.jp/access/index.html
◆参加費:無料
◆参加対象者:主に就職活動生中の学生
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先日、弊社顧問で元キリンビバレッジ社長の阿部洋己氏と
加藤会長.JPG株式会社フォーバルの会長 大久保秀夫氏の
出版記念講演会を弊社主催で開催させていただいた。

 

阿部洋己氏には「KIRINで学んだマーケティング志向と経営
というタイトルの書籍をアチーブメント出版から発刊させていただき、また大久保秀夫会長には「在り方」という書籍を

発刊させていただき好評を得ている。

 

この2つの書籍は発売時期が近かったことと、

社会性を第一とする理念型の経営者であるお二人であれば、

きっと素晴らしいコラボレーション・イベントになる思い、

出版記念パーティーを企画させていただいた。

 

対談1.JPG今回は100名を超える方々が、六本木アカデミーヒルズに
お越しいただきお二人の出版を祝う上質な会となった。

 

まず、乾杯の挨拶にはキリンホールディングス取締役会長の

加藤壹康氏にご登壇いただき、ご挨拶をいただいた。

加藤会長は若かりし日、阿部洋己氏の部下だった時代があるということで、当時のキリンの営業第一課の阿部先生の部下5名は全員キリングループの社長経験者になったというところに阿部洋己先生の育成力が証明されているとメッセージされた。


また、メインの特別対談では、阿部洋己氏、大久保秀夫氏そして、キリンビバレッジ社長の前田仁氏をゲストに迎え、経営者として一番大切なことやリーダーシップをテーマに対談を行って頂いた。

 

経営者としてのお話では、阿部洋己氏は理念経営の重要性に
対談2.JPGついてお話された。組織の理念を全社員が理解し、自社を
社会の「公器」としてとらえ、中小企業が日本を支えなければ

ならないと強くメッセージいただいた。

大企業の社長を経験され、良い中小企業を育てていく必要性を
感じていらっしゃるというお言葉には大きな説得力があった。

 

大久保会長は企業の社会性ということと、原理原則を貫くことの大切さを強調されていた。

会社の社会における責任は大きい。全く同感である。

大久保さんは経営者である前に一人の人間として

どうあるべきかという在り方を強調された。もっともなことである。

企業はその企業経営者の心の投影といっても過言ではない。

その経営者の人間性が企業経営に必ず現れるものである。

 

キリンビバレッジの前田社長のお話も本質を突いたものであった。

競争相手を間違えてはいけない、競争相手は競合他社ではなく、

社会の変化に対応し、顧客のニーズを具現化できる

商品開発力やマーケティング力にある。

お客様のニーズやウォンツに対して社内のイノベーションが行われていれば、

企業は必ず社会の中で生成発展していくものである

という観点はまさに的を得たお話であった。

 

ピンチをどう乗り越えたかという質問に対して、大久保さんが昔、

会社が外注した制作物が、外注先のトラブルで短期的に

大きな損失を出したが、取引に対して誠実さを貫いた結果、

その後企業発展の原動力になったというお話には心を打たれた。

その時の大久保社長の下した信用優先の大英断は、

その後の社内の結束を生み出し、本体社員の20%以上は、

何と20年以上の勤続となり、それ以外の社員の50%近くが

10年近い勤続であるという実績は、

社員に如何に信頼されている経営者かということを物語っている。

 

経営者はいついかなる時も信用第一とした判断、選択をしなければならない。

一番傍で見ている社員がこの経営者は信頼に値するかどうかを見ているからである。

自己管理から始まり家族、社員、取引先、顧客に対する誠実さを補うスキルはない。

大久保さんは人間として素晴らしい方である。共鳴共感の連続であった。

どのような状況下でも絶対に信義を貫く信念、

お客様に対する約束を貫き通したところに大久保さんの人間の器の大きさを感じた。

 

前田社長のお話で「今やっていることに幸せを感じられる

人生が最高の人生である」という言葉には説得力があった。

何があってもブレない、人間としての在り方にすべての答えがある。

三者三様表現は違っていても伝えているメッセージの

中心にあるものは誠実さと志の高さ、そして社会に対して

貢献していこうとする高いレベルの思想、思考力であった。

本当に大きな学びと確認になったイベントになった。

 

出版社の社長として発行人として、阿部氏と大久保氏の

本を世に出すことが出来て嬉しく思っている。

売れる売れないではなく、大切なことをメッセージし後世に残す。

出版社には大きな責任がある。

 

今回の出版は日本の社会にとって有益な出版になったと確信している。

 

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KIRINで学んだマーケティング志向と経営 
ありかた2.jpgKIRIN2.jpg阿部経済研究所

所長 阿部洋己著 

在り方 

株式会社フォーバル

代表取締役会長 大久保秀夫著
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今週土曜日に、大阪にて、
先日発刊された「心に響く『話し方』」の
出版記念講演会を開催させていただく。

私はセールスマンとしてプロ営業の世界に入り、
セールスマネジャーとなり、
そしてトレーナー、経営者として
今に至るまで35年間、
毎日がプレゼンテーションの日々と言っても過言でないほど、
何千回、何万回とプレゼンテーションをしてきた。

今回の講演会は、「伝わるプレゼン10ヶ条」と題して、
私の経験の中で培ってきた「伝える」ではなく、
相手に「伝わる」プレゼンテーションの極意を10ヶ条に凝縮してお伝えさせていただく。

「伝達力」とは、人に思いや物事を伝え、人を動かす力である。

「伝達力」の差はその人の人生において
大きな違いを生み出すと私は考えている。

伝達力がある人は、他者の協力をもらうことができる。
これが差を生むのだ。

伝達力があるセールスパーソンなら、
お客様に買っていただけるだけでなく、紹介をいただくことができる。
伝達力があるセールスマネージャーなら、
優秀なセールスパーソンを育成できる。
伝達力がある経営者なら、優秀な部下が支えてくれる。

私の35年間の伝達力の研究のエッセンスを
この講演会にて皆様にお伝えしたいと思っている。
お時間のある方はぜひお越し下さい。

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「伝わるプレゼン10ヶ条」 
日時 :2011年11月5日(土)13:00-15:00(12:30開場)
参加費:前売り券2,000円(大阪:売切、東京:11/25まで)
       一般券2,980円
場所 :アチーブメント株式会社 大阪研修センター
アチーブメント株式会社 高輪研修センター
申し込みURL :http://achievement.co.jp/10points/

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